↑先日のVAIOの聖地=VAIOの里=安曇野のVAIO株式会社本社へ、おじゃましたときに撮影。。。
世界に1つしかないという、VAIO Z Canvasスケルトンモデル。見ての通り、液晶画面がないから、使用することはできないけど。
細かいことがわからなくても、なんとなく眺めるだけでも、1つ1つの部品の細かさ、凝縮度合いがすごいことくらいは、だれだってわかるはず。
これが、VAIOがほこる、高密度実装技術の集大成なのじゃっ!
ってことで、今回は、、製品発売前のブログとしては、これまたイレギュラーな、スケルトンモデルを眺めよう!的な進行で参ります。。。店長野田自身が撮影した、VAIO Z Canvasの局部アップや、内蔵スタンドギミックがよくわかる動画なんかを使って、見ていこー。
●内蔵スタンドが、どうして、こんなにスムーズなんだぃ?
「たかがスタンド、されどスタンド」
VAIO Z Canvasの内蔵スタンド、すごいんす。こいつ、ぱねぇくらい、激アツっす。
ゲンブツ見て、スケルトン見ちゃえば、もう・・・。
ってことで、許可いただいて、4Kハンディカムで撮影してきちゃったし。
↑設計の方の声出しは了解もらってないので、その方の音声は消して、字幕におこしてあるので。是非、あわせてご覧ください。
しかも、、、4K動画でございます。。。是非、4K BRAVIAでどうぞ!
(どうでもいいけど、冷静になってみると、どんだけマニアックな動画なんだ^^;)
Youtubeの字幕は、↑操作パネルのこのアイコンをクリックして。
↑これが、内蔵スタンドの心臓部。
「カム」と「スプリング」と「オイルダンパー」
3つのパーツから構成されてる。
しかも、、、これが、スタンドをはさんで、左右に1個ずつ、合計2個も使われているのだ!
設計の方曰く、
「カムの山の形、スプリングの強さ、ダンパーの粘り具合、それぞれのバランスが重要」
とのこと。
スタンドの動きに合わせて、独特の形状をした「山」を持つカムが噛み合って、スプリングを伸び縮みさせる。ダンパーは、急激な動きをしないよう力を吸収する。
これらを、本当に細かく微調整することで、スムーズなスタンド動作を実現している。
http://vaio.com/products/images/z_canvas/feature3/mov-feestyle.mp4
↑スムーズさは、オフィシャルサイトで公開されてる動画で、よくわかる。
最初に、内蔵スタンドをおこしてからは、寝かすときも起こすときも、スタンドに手を触れる必要がないんだから。
この動画を見て、フシギに見えるのが、、、
VAIO Z Canvasを寝かして起こして、、、その際に、一切ロックらしきものをかけたり解除したりする動作をしてないところ。
これが、、、カム+スプリング+オイルダンパーの絶妙のバランスがなせる技なのだ。ロックなんかいらないのだ。
動画では、ペンしか画面に触れなく、スタンドにかかる過重は、本体重量と、ペンの筆圧のみ。が、店長野田が実際に操作してみた感じでは、ペンだけじゃなく、手(ぐぐってみたら、小指球とかいうらしいが。小指と手首の間の、あのチョップするところ。小学生のときに、鉛筆で書いてるときにこすれて黒くなるところ笑)も画面に乗っけてみたが、案外、重量のせても画面角度が変わることがなかったのには驚かされた。
●処理速度がすごい?いや、実は、放熱設計技術がすごいと思うんだよね!
速いCPUを載せるだけで、それなりには速くなる。
が、難しいのは、モバイル名乗れるボディサイズで、その処理速度を実現し、維持できる、放熱設計技術がすごいと思うんだよねぇ。
↑放熱設計担当者さん曰く、、、まるでハイウェイを連想させる、立体的な構成をしたヒートパイプだ。そのヒートパイプが、CPUからの熱を拾い、ヒートシンクへ導き、トリプルファンで、冷却する!緻密な計算の元、最適化された、熱設計。
トリプルファン=3個のファンがブンブン回ってうるさそう・・・。
→新規開発の羽形状で、気になる周波数を抑制し静音化に成功。
複数ファンの相互干渉による不快なうなり音は、3個のファンを個別に発熱状況に応じて制御している。
優れた冷却性能については、3個も搭載されたファンでイメージできるだろうが、、、静音性については、3個のファンというのは忘れてもOK。気にならないレベル。作業に没入可能だ。
●外に持ち出す前提のモバイルPCにとって、重要なバッテリーライフは?
↑スケルトンモデルを見て、目を引くのは、トリプルファンの他、、、なんといっても、バッテリー。どんだけ、面積とってるんだと・・・。
↑拡大してみよう。
ふむふむ。
15.2V/4140mAh/63Wh
ちなみに、VAIO Zは、
11.25V/4950mAh/55Wh
さすがに、VAIO Z Canvasのほうが、大容量バッテリーとなってる。
VAIO Z(TDP28WのCPU)の15時間バッテリーライフには遠くおよばないものの、VAIO Z Canvasは、TDP47WのCPUを搭載しながら、7.6時間。十分、合格点あげていいでしょ?!
VAIO Z Canvas 幅301mm×奥行213mm
A4用紙 幅297mm×奥行213mm
↑ほら、A4用紙と変わらないフットプリントで、よくもまぁ、これだけの大容量バッテリーを詰め込んだもんだよ。
しかも、これで、本体の厚みが13.5mmってんだから、さらにビックリだよね。
(キーボードとあわせて、18mm!!)
んで、さらにさらに、本体だけの重量で1210g。キーボードとあわせて1550g。
んー、欲張りすぎっていうか、がんばりすぎっていうか。。。
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今日のところは、VAIO Z Canvasブログの更新はおしまい。
明日は、いよいよ、VAIO Z Canvas当店店頭展示開始なのだ!
実機を使った生々しいブログをお届けするので!^^
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>VAIO Z Canvas、明日の実機到着を待てずに、情報かき集め。。。<CTO編>
●タイミングがいいのか悪いのか、、、今回の発表前日に書いた、当店ブログ↓