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Channel: ソニーな店長のつぶやき
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ウォークマンNW-ZX100、XBA-300、、、実機レビュー。ソニーストア大阪で濃密な90分。

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9月9日の展示解禁日には行けなくて、その後、モンモンとした2日間を過ごし、、、やっと本日、取材という形で、ソニーストア大阪へオジャマしてきた。

※ソニーストア大阪店内では、一般の方の撮影は禁止となってるのでご注意を。
※今回は特別に、ソニーストア大阪開店前の1時間+開店後30分だけ、取材させてもらった。なので、決して混雑時にお客様のオジャマになることはしてないので^^;

※h.earも試聴してきたけど、レビューは後日^^;

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↑まず最初に、、、ソニーストア大阪では、混雑時は、おひとり5分。
そして、microSD使用も厳禁。聞き慣れた楽曲を持ち込みたい気持ちは痛いほどわかるけどね。
※今回は、ソニーストア大阪さんより特別に許可をいただき、「microSD」を持ち込ませてもらった。

では、、、順番に、見ていこう。

●本日の主役、ウォークマンNW-ZX100実機レビュー

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言うまでもなく、左側がZX1、右側がZX100。

一見するだけで、ZX100のコンパクトさがわかる。

・ZX100サイズ
W54.4×H120.1×D15.4mm、145g、3.0型液晶

・ZX1サイズ
W60.7×H122.8×D15.3mm、139g、4.0型液晶

↑まずは、数値上で確認どうぞ。

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↑ZX1にZX100を載っけてみるとサイズの違いがよくわかる。
少しだけ高さがコンパクトで、幅はかなりの違いが。画面サイズ違うしね。

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↑厚みは、、、数値上は違うけど、あくまでその数字は最大外形寸法。
ZX1は、ボトム部にイヤホン端子のもっこりがあってそこが最大寸法になっているのと、トップ部が最薄部9.8mmとなっているので、トップ部で比較すると3mmくらい差がある。

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↑十字キーは、十字キーに見えないデザイン。かなり固めになってる。真ん中のボタンは、ホームボタンと思えるけど、再生スタート一時停止ボタン。

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↑右側面。microSDスロット、HOLDスイッチ、音量ボタン。ZX2のような曲操作ボタンはない。

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↑トップ、左側面は、のっぺらぼう。なんもなし。

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↑背面。ZX1、ZX2を踏襲したデザイン。

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↑これがHOME画面。非Andoroidウォークマンでは、画面いっぱいに操作アイコン(ミュージック、Bluetooth、設定など)が縦横に並んでいたが、ZX100では、画面最下部に横並びに配置。それを十字キーで左右に操作して、再生一時停止ボタンで決定するという感じ。横並びのボタンは以下のとおり。

・Bluetooth
・ノイズキャンセル
・SDカード設定
・各種設定
・ミュージック
・再生画面へ
・おまかせチャンネル
・録音

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↑Bluetooth画面。HOME画面はZX100オリジナルだがそれ以外は、従来のデザインだ。確かに、タッチパネルじゃなくなったのは残念だが、このUIであれば、ボタン操作でも問題なさそう。シンプルだし。

つづいて、ケース類。

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↑NW-ZX100専用レザーケース「CKL-NWZX100」ソニーストア価格6,250円+税

ソニー製品情報

日本製の上質な天然皮革(牛革)を厳選して使用した、こだわりのレザーケース。
カバーは、マグネット式。ZX100本体へくっつけるのではなくて、ホルダー部にくっつくようになってる。また、見ての通り、すべての端子やボタンにアクセス可能。

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↑NW-ZX100専用ソメスサドル製ケース「CC-ZX100/SM/G、C」ソニーストア価格27,800 円+税 (ZX100本体と同時購入だと、4,000円オフ!)

ソニー製品情報

ハンドメイドのZX100専用牛革ケース。

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↑背面

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↑トップ部

かなりいいお値段するが、、、シンプルだし飽きがこないデザインは、ながーく持つにはいいかも。

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では、、、試聴してみよう。

何度も聴き込んでる曲を、ZX1、ZX100同一条件で比べてみる。自前のXBA-A3を使用した。

参考に、↓ソニー製品情報からコピペ。

「アルミ切削筺体とメインシャーシを一体化させたモノコック構造が、クリアで力強い低音域再生を安定して実現。基板にはフィルドビア(Filled VIA)構造や「低誘電率基板」を採用し、より引き締まった低音と伸びやかな高音、透明感のあるボーカルに貢献しています。また、ハイエンドオーディオ向けに独自開発した「高純度無鉛高音質はんだ」の改良により、低域・中域・高域の自然なバランスに加え、臨場感がより豊かになりました。「OS-CON」やフィルムコンデンサー、低抵抗ケーブル、厚膜銅箔プリント基板など、これまでのZXシリーズで採用してきた高音質パーツも搭載しています。」

この文言と、どれくらいイコールなのか?

まず、、、最初に感じたのが、キレのある低音。ズンズン迫力があるという類の低音という意味ではなくて、安定感のある低音という印象。そのおかげで音全体に厚みを感じられる。1stインプレッションとしては、「おおぉっ」と!さらに聴き込んでいくと、全域にわたって音の立ち上がりの早さに気づく。クリア感、解像感向上につながっているように思えた。高音もZX1より少し柔らかくなりつつ、ヌケがよくなった印象。この曲ではボーカル域での大きな変化は特に感じられなかった。ZX1と比較して、さすがに、劇的な高音質化とまではいかないが、確実に進化していると思った。ZX1、いいよいいよ!!

ZX1のマイナーチェンジ版だったなら・・・、音質部分だけに手を加えられてるだけなら、思いっきりビミョーな製品だと思うが。
コンパクト化、ロングバッテリー、非Androidによる操作のシンプル化など、音質以外にも大きく手を加えられてるため、総合評価では、ZX1からの買い換えもアリだろう。

さて、、、ここまで触れてないノイキャン。

MDR-NW750N

ノイズキャンセリング機能搭載ハイレゾ・オーディオ対応ウォークマン専用ヘッドホン MDR-NW750N ソニーストア価格11,880円+税

ソニー製品情報

↑このMDR-NW750Nを使用することで、ハイレゾ再生しながらノイキャン機能を使用できるのだ。確かに、ハイレゾ再生もできるし、同時にノイキャンも効いてる。が、、、ZX100に使用するイヤホンとしては、いくらハイレゾノイキャン対応といっても、少々、モノ足りない。いや、、、手持ちのXBA-A3と比較しても、全くモノ足りない。ZX100購入者が、果たしてこのクラスのイヤホンで満足するだろうか?MDR-NW750Nがだめじゃなくて、釣り合わないのだ。ソニーさん、この上位モデル出してよ。じゃないと、ZX100のノイキャンが意味ないってば。現段階では、ハイレゾノイキャン最優先なら、ZX100は購入すべきではない。A20シリーズでハイレゾノイキャンは楽しむほうがいい。MDR-NW750Nの上位モデルを考えてないなら、ZX100には、ノイキャン機能は搭載すべきじゃなかったと思うよ。

ということで、まとめてみると。

もし、、、ZX1、ZX2持ってなくて、そろそろ、専用機としてハイエンドDAP欲しいぜ!って人。ZX100は、すこぶるオススメ。
ノイキャン以外は、すさまじくバランスが取れてるのが、最大の理由。コスパも高い。
ZX1からの買い換えを考えてる方。音質は、正直、ZX1と傾向同じだから、正統進化の後継機種と判断してOKだ。唯一、非Androidってことで、ZX1でできて、ZX100でできない、音楽再生以外の部分をどう判断するかってところだろうね。今なら、スマホがそこをカバーしてくれるから、むしろ、このクラスなら、音楽専用機としての割り切りの方が受け入れられると思うんだけど。それと、、、プレイヤーアプリを自由に選べないってところもデメリットか。

以上!

※やっぱり、4極プラグでのグラウンド分離は、、、非対応でした。。。

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ソニー製品情報

●ちっこいくせに・・・。ハイレゾ対応トリプルBA「XBA-300」

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ハイレゾ対応インナータイプイヤホン「XBA-300」ソニーストア価格27,880円+税

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↑見て見て。XBA-A3とのこのサイズの違いを。すんげーちっこいのだ。
(残念ながら、展示機はリケーブルできないようになってた。補修してるのかな?)

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ちっこいから軽い。軽いから、耳ハンガーの必要性ない。耳への負担も軽い。

さて、、、このサイズが音にどう影響してくるのか。。。

早速試聴を・・・。が、、、イヤーチップが小さくて、低音がスッカスカ。これじゃぁ、判断できない。

ってことで、

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当店ブログ「イヤーピースを変えたら、音質が激変するかもっ!」

↑こちらで紹介している、XBA-A3に装着して愛用中の Complyをつけてみたところ、、、激変!!

ほんと、イヤーチップって、自分の耳にあってないと、さっぱりな音になっちゃうんだよなぁ。同じカナルタイプイヤホン聴いても、インプレッションが全く違う人って、イヤーチップが全くあってない聴き方したんじゃないだろうか。
といいつつ、耳にフィットしてても、種類を変えると、音色変わったりするからなぁ。本当は、付属のサイズ違いのイヤーチップに変えるのが正しいんだろうけど。。。

ということで、純正のサイズ違いイヤーチップがなかったので、手持ちの、Comply TSシリーズを使って、XBA-A3と比較してみた。プレーヤーは手持ちのZX1で。

前置き長くてすまぬ。。。

A3よりは、明らかに醤油顔。。。いや、、、あっさりとした音色。
高音は伸びがある割りには、いわゆる、耳に刺さるという印象はない。
解像感がすごい。低音は少し抑えめの味付けだ。でも、なんだろう、しっかりと存在感はある。全体的に聞きやすい音色だからだろうか?もし、低音がスカスカと感じる方は、イヤーチップのサイズを変えてみるといいかもしれない。
よくぞこのサイズで、この音色を実現できたものだと。。。傾向はA3とは違うものの、ある意味コスパが高いと。A3と比較にならないほど、とりまわしがしやすくて。
しばらくA2を聴いてないから、記憶だけの話になるけど。どっちかっていうと、低音控え目ってことから、A3よりはA2に近い印象かも。価格もA2に近いし。それでも、A2よりははるかに小型ボディ。A2よりは、300のチョイスがベターかな?

A3持ってても、、、心が揺らぐ・・・。

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当店ブログ「トリプルバランスドアーマチュア(BA)ドライバーのハイレゾ対応イヤホン「XBA-300」発表!」

当店ブログ「怒濤のオーディオ新製品レビュー!<ハイレゾ対応インナーイヤーヘッドホン、全機種まとめ。アンバラ、バランス比較も編 >」
↑XBA-A1、A2、A3、Z5のレビューっす。ご参考に。

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純正リケーブルアイテムはここの下の方

XBA-300製品情報はこちら

●まとめ

ZX100と、XBA-300。セットでどうぞ!

とまぁ、ソニーさんもそう言いたげな、同日発表で。
個人的には、ベストセットとしては、インナータイプ含めて、ZX100+MDR-1Aでしょ。Z7はやっぱり、ポタアンないとあれだし。
でも、インナーに限定するなら、ほんと、XBA-300との組み合わせは、安心しておすすめできるよね。

さて、、、ここからは、個人的見解で。
ZX100。公式サイトにも書かれてる、ダウンサイジングや、バッテリーライフ含めたユーザビリティー向上については、正解だと思う。フラッグシップとして、ZX2が君臨しているからこそ、ZX100は、肩に力をいれず、思い切った舵取りができたのかなぁと。非Androidにした点も、OSやアプリアップデートやら、なんやらかやらと、気を遣う必要がなくなり、音楽再生だけに集中でき、○。が、↑でも書いたとおり、やはり、ノイキャンについては、どうしても、ビミョウと言わざるを。4極グラウンド分離接続を捨て、ノイキャンを選ぶ。音質最優先はZX2にまかせる?
ZX1へのノイキャン要望が強かった?
ZX100は4極グラウンド分離。ZX2の後継(ZX200?)は、単独バランス対応。こういう棲み分けにして欲しかったなぁ。そして、ハイレゾノイキャンは、A20シリーズにまかせる。

みなさんはどう思う?

NW-ZX100製品情報

XBA-300製品情報はこちら


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