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Channel: ソニーな店長のつぶやき
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至高のイヤホン「Jast ear XJE-MH1」、注文してしまった!^^

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あのテイラーメイドヘッドホン「Just ear」を注文してきた!!!!

Just earがこの世に発表されてから、、、ずーーーーーーっと、気になりまくってたんだけど。
一回は試聴したい!!!!試聴するだけだからね!
と思いながら、、、試聴するだけなら予約もなんにもいらないのに、もし万が一購入することになったら、耳型採取しないといけないから、やっぱり来店予約しておこう・・・。

ほらね、やっぱり、注文しちゃったよ。。。

ソニーの5代目耳型職人を務めた、現在ソニーエンジニアリングに籍を置く松尾伴大氏。
この松尾氏が手がける、テイラーメイドヘッドホン、「Just ear」。
このJust earを支えるキーマンは、ずばり、2名!

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ひとりは、当然、仕掛け人の松尾氏。EX800ST、EX1000など、ソニーの名機といわれるヘッドホンを手がけてきた人物。松尾サウンドという言葉が生まれたほど、マニアからも崇め奉られている。
そして、もうひとりは、、、東京ヒアリングケアセンター 菅野聡氏だ。松尾氏曰く、東京ヒアリングケアセンターに出会わなければ、、、菅野聡氏がいなければ、Just earはできなかった。と言わしめるほどの人物。菅野聡氏による、耳型採取技術が、Just earを、Just earたらしめるのだ。

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↑噂では聞いていたものの、耳型採取工程が、これほど緻密に行なわれているとは思わなかった。
よくあるのが、耳の奥に耳栓をし、耳型溶剤を流し込み、完成。10分くらいでできちゃったり。
ところが、菅野聡氏による耳型採取は、耳の健康状態チェックからはじまり、耳栓装着までもが緻密緻密緻密。いざ、溶剤流し込みかと思いきや、、、

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↑トップシークレットの治具(もちろん撮影厳禁。これなら撮影いいっすよと、菅野聡氏が、要所を手で覆い隠してる笑)を、ヘッドホンのように取り付け、、、その調整がまた時間がかかるのだ。なぜ、こんな治具が必要なんだろうか?

インイヤーイヤホンは、経験ある人も多いだろうが、イヤーチップが耳に合ってなかったり、うまく装着できてなかったりすると、音が変化してしまう。少しイヤホンの向きが変わっただけでも音色ががらっと変わったり。
また、耳の形状によっては、どうやっても、市販のイヤホンでは耳にフィットしなかったり。
インイヤーイヤホンは、安定した装着性が、安定した音色を作るのだ。
少し前から当ブログでも、Complyのイヤーチップをオススメしたりしてるが、それもこれも、店長野田自身、なかなか耳にしっくりくる=音色が安定する装着ができないためだ。

と、ここまでは、カスタムインイヤーイヤホンでは普通に考慮されていることなんだろうが。Just earはひと味違う。安定した装着性の上に、、、鼓膜に対して、最適なドライバーの配置を実現することで、高音質をプラスしているのだ。そのためには、耳型を採取する際に、ドライバーの位置をしっかりと決めてやらないといけない。それを「企業秘密の治具」で行なうのだ!

ということで、この耳型採取工程、、、なんと1時間!!!!!

本当にこんなんで、利益出てるんだろうか?心配になってくる^^;

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↑店長野田の耳型。ちなみに、右側。。。あまりにも生々しいのでぼかしてる。
よく見てみると、左右でこんなに形状が違うのかっ!と驚かされた。

さて、、、Just ear製品自体について。

・XJE-MH1:音質調整モデル
・XJE-MH2:音質プリセットモデル
→フラットにあるがままの音を聞くモニタータイプ、音楽を楽しく聴くためのリスニングタイプ、クラブサウンド向けの低音重視タイプの3モデル

まずは、試聴用のMH2をじっくりと試聴し、、、気に入れば、3モデルから選べばOK。どうしても、自分好みに音質をカスタマイズしたいとなれば、、、MH2の売価20万円に、10万円プラスして、MH1を選択だ!
MH1も、MH2もハード的には同じモノ。
なんといっても、MH1の最大級の醍醐味は、、、

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↑いつ撮られたか全く気づかなかったけど^^;この表情、、、おそらく感動を通り越して、驚いてる?!

松尾氏とマンツーマンで、「自分専用のJust earの音作り」ができることだ!

流れは以下の通り。

松尾氏からのいくつかの質問に答える。(音楽スタイルなど)
持ち込んだ自分のプレーヤー(店長野田はもちろんZX2を持参)のヘッドホン出力を、VAIOと接続された「BOX」につなぐ。そのBOXからのヘッドホン出力を2分配し、松尾氏、店長野田が、それぞれ装着したJust earに接続する。
VAIO上のトップシークレットのシミュレーションソフトで、音作りし、松尾氏と一緒にモニタリングする。気に入った音になるまで徹底的に追い込んでいくのだ。

MH2を試聴し、、、クラブサウンドモデルが自分の好みに近いとわかったため、それをベースに、音作りすることに。ざっくりとどんな風にしたかというと、、、もう少し高音を伸ばしたい。音をクリアにしたい。低音は強くすると言うよりは、キレをよくしたい。そんなリクエストをさせてもらった。
松尾氏が、ゴッドハンドで操作するたびに、、、ぐいぐいと音色が変化。どんどん理想に近づく!終盤には、もう、鳥肌がとまらない!もう、小躍りしたいほどの興奮を抑えつつ、必死に変化していく音色に集中する。。。。

できた!

これが、今の自分の理想の音だ!+10万円、安いぜ!!!

あとは、、、仕上がりを待つばかり。電気的にごそごそすることなく、シミュレーションソフトで決めた音にするべく、実際のJust earに、音調整がなされていくのだ。

本当に不思議に思うのだが、モニター、リスニング、クラブサウンド、そして、自分好みのカスタム。相当な振り幅を持ってるわけだが。これが、ハード的には全く同一のもので実現されているのだ。すさまじいポテンシャルを持ってるJust ear。これが、ダイナミック×1、BA×1で、構成されていると言われると、信じがたい。この辺は、全く理解できないから、実際に聞いてくれとしか^^;

自分にとって完成形のこの音が、、、自分の耳だけにフィットし、いかなる状況でもジャストフィットし、安定した最高音色が楽しめるのだ。くぅ、たまらん!

ということで、次回は、店長野田専用Just earが届いてから。。。

※最後に、、、4時間以上もの長時間おつきあいいただいた、関係者の皆様、本当にありがとうございました。最高のおもてなし、心に響きました。
いろいろお話しさせていただいた件、、、がんばりますっ!

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Just ear
東京ヒアリングケアセンター


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