まず、お断りを。タイトル通り、文末に妄想が交じったネタです。。。
では、早速、本題を。
さかのぼること、約3週間。Just earの産みの親でもある松尾さんのコメント入りリツイートから話ははじまる。
松尾さんの発言は毎回ものすごい影響があるんだが、↑このコメント入りリツイートに限り、アクション起こした人はわずか5名。ところが、このリツイート内容の意味するところはヒジョーに大きく、店長野田的にも、鼻息荒く注目してたのだ。。。
そこへ、2日前のこのツイート↑。
もちろん、ファイルウェブさんの記事は、一通りチェックしているので、このリツイート記事もすでに知ってたが。松尾さんが注目してるってのが重要なのだ。
ということで、ヘッドホンのバランス端子がついに統一?という内容が、非常に重要だぞということをふまえて、事実、最後に妄想交えて、書いてってみる。
●バランス駆動の有用性は、だれもが認めるところだが・・・
バランスでの接続は、少々、混乱気味の業界。
というのも、アンプorプレーヤーと、ヘッドホンを接続する端子の規格が統一されてないからだ。実際、2.5mm4極プラグを使う方式や、ソニーのPHA-3のように、3極3.5mmステレオミニを2本使う方式もあったり。海外でも方式は乱立らしい。となると、アンプやプレーヤーを買い換えると、ケーブルまで買い換える必要があるよね。友達のアンプでちょっと試聴しようとしても、ケーブルがあわなかったり・・・。
●JEITAがバランス端子を規格化
ということで、今回のお話。JEITAがついに本腰をいれて、バランス端子統一にのりだしたのだ。
バランス端子は、モバイル用途を考えると、より小型が望ましい。もちろん、絶対ゆずれないのは音質。そこで、JEITAが出した答えが、音響の世界ではなじみのない、4.4mmプラグの採用だ。既存の4極2.5mmプラグ1本の方式では、JEITA同様、ソニーさんも音質的に問題があるとし、3極3.5mm×2という判断をしたが。今回は、4.4mmで、かつ、5極というプラグの採用になった。音響の世界では、3.5mmミニプラグと、太い6.5mm標準プラグになじみがあるが、その中間の太さということになる。しかも、、、5極!バランス接続には、LRそれぞれ+と-で、4極で足りるはずだが?なんと、5極目はGNDとし、アンバランス接続にも対応できると!!!素晴らしい!!
一応、ピンアサインをまとめると、プラグ先端のチップ側から、、、L+、L-、R+、R-、GND。
いやぁ、よく考えられてる。太さは、モビリティと音質両面を考えての4.4mmで、アンバラ対応も考えての5極採用。あとは、各メーカーが積極的に採用してくれれば。JEITAは日本の協会なので、当然、5極4.4mmバランス端子は日本の規格となるが。日本から、世界標準になれる可能性も十分ある!!!是非、日本発売の機器メーカーさん、足並みそろえてくださいm(_ _)m
●導入時期
5極4.4mmバランス端子の設計開発を手がけるのは、日本ディックスという部品メーカー。そこによると、量産対応が始まるのが7月~8月。ほほー、そこらへんから新たに発売されるバランス対応機器には、導入される可能性があるのか?
●妄想新型ウォークマン
当然、次期フラッグシップウォークマンはバランス対応とし、この端子を導入してもらいたい。さらに、各ソニーヘッドホン向けにリケーブル用として、ソニー純正でリリースしてもらいたい!おねがいしまっす!JEITAさん、グッジョブ、あざっす!!!