先日のブログのつづき。超単焦点プロジェクター「VPL-VZ1000」発売延期のおしらせとともに、専用RISHRAQの話をさらっとしたのが前回。
今回は、具体的な設置パターンを考えつつ、専用RISHRAQについても引き続き検討してみる。。。
VPL-VZ1000については、前回も言ったが、非常に面白い製品だと思ってる。今後の映像の視聴スタイルをガラッと変えてしまうという、可能性を秘めてる気がする。
「テレビ見ないときは、隠せる」
これが、最大のポイントだよね。
ところが、本体自体をどうやって、設置するか?台の上にポンと置くだけじゃ、それなりの図体が、部屋全体の美観を損ねそう。
製品自体は面白いんだけど、部屋にいかにうまく納まるかが非常に重要だよねぇ。
ってことで、日々、専用RISHRAQをあーだこーだーと図面とにらめっこしつつ検討中。
さて、、、冒頭の簡単な断面図。
見やすいように再掲↓
天井高2.4m、全長が4mという部屋を想定。
だいたい4mあれば、100インチ前後のスクリーンで、ホームシアターが楽しめる。
100インチの画面サイズの縦方向寸法×2=約2.5m。
これを、スクリーンから視聴場所までの、視聴距離とした。
一般に、4Kの場合は1.5倍、2Kの場合は3倍を目安にして、画面縦寸法にかけ算して、視聴距離にする。ホームシアターでは、より没入するため、通常よりは少し近めにして考える。今回は2倍で検討してみる。
そこへ、VPL-VZ1000の投写条件を加味して配置。
さて、考察してみよう。
視聴ポイントが、部屋の真ん中やや後方で、これなら、リアスピーカーをフロアでも天井でも壁でも配置できる。画面高さが、、、やや高いかなぁ。
と、ここまでは、問題なし。
専用RISHRAQに収納した、VPL-VZ1000の配置はどうだろう?
専用RISHRAQは、奥行65cmとした。VPL-VZ1000を前方から目隠しするために、前面に格子状扉を設置するという想定で、RISHRAQほぼ中心に配置。
これで、壁からRISHRAQ前面までは、約78cmとなる。
家具としては、結構でっぱってる印象だよね。
ここで、大きな問題。壁とRISHRAQの隙間が、なんと13cmも!!!
まさに、デッドスペース!!!見た目にもよろしくない。
ってことで、早速、RISHRAQに手を加える。
↑専用RISHRAQの奥行を65cmから、約78cmへと変更してみた。
↑そのRISHRAQを上からみるとこんな感じ。
うん、、、方向性が見えてきた。やはり、壁とは中途半端な隙間をあけないほうがいいよね。
未使用時は、スクリーンを巻き上げて、ガラス窓越しに、家の外が見える。。。
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つづいて、、、120インチの場合を。
↑当然、視聴距離はのびる。リアスピーカーを天井埋込はちょっときついかな。
それよりも、スクリーン位置がかなり上になってしまったほうが、きついかも。かなり見上げる感が出てしまい、個人差もあるだろうけど、見づらいかもしれない。
RISHRAQは、浮遊感を演出するべく、10cmのハカマをはかしてるが。それをとっぱらえば、10cm下がり、画面の見上げ感の印象もずいぶんかわる。が、10cm下げることで、高さ約38cmくらいのローボードになるわけで。テレビ台ならともかく、なにも乗っかってない「台」でこの高さは少々違和感というか、、、中に入れてるBDレコーダーなどは操作しづらいかと。
また、RISHRAQの奥行は、壁にピタッとなるよう、83cmに。んー、かなりの奥行だなぁ。
ってことで、120インチスクリーンでのVPL-VZ1000収納用家具は、、、かなり低くて、奥行があるものになってしまう。
やはり、、、100インチ使用がベストなんだろうか。
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おまけ
↑天井埋込も考察してみた。
VPL-VZ1000は、天井設置も対応してる。建築工事が伴うため、少々大変な工事になるが。
スクリーンボックスも、天井に埋め込んでしまえば、未使用時は、ほんとになんにもない状態で、まさか、大画面が視聴できるとはだれも想像つかない。いいねぇ。。。
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