ウォークマンNW-ZX300 ソニーストア価格64,880円+税
10月7日(土)発売
いやいやいや、、、思ったより早く発表されたねぇ。
IFAで発表されるとは予想してたけど、発売は、11月から12月くらいかなぁなんて思ってたら、10月発売で、今日発表とは・・・。
店頭展示中の、「ZX100の展示処分が間に合いませんでしたが、なにか?^^;」
さきほど、速報っていう形で概略をお伝えしたし、なにより、IFA発表時にも。が、一応、大本命ウォークマンだけに、しきりなおして、イチから、見てみようかと。少々長くなるけど、お付き合いを。。。
●大本命と言い切る理由は、、、バランス!!!!
「バランス」
これ。ほんとうに、重要なワード。
すでに、ご存知の人、WM1シリーズなど、他社製含め、バランス駆動できるDAP(デジタルオーディオプレーヤー)や、ヘッドホンアンプをお持ちの人にとっては、なくてはならないもののはず。
左:アンバランスのイメージ・・・力強さに欠け、ピンボケ感がある
右:バランスのイメージ・・・マッチョのような力強さながら、隅々まで細やかな描写感がある
↑従来聴いていた、「アンバランス」の音が、「バランス」になると、こうなるっ!!!!(写真使い回しで失礼。非常に、いろんな意味で評判がよかったもので^^;)
↑店長野田が、「完読さえすれば、だれでもわかる!」を目標に、バランスについて、解説した。。。
しかーし、完読さえすればという条件をつけてるとおり、、、
「長文。。。」
読んでて眠くなるという声も^^;
だから、今回は、そのブログから、↑この写真を抜粋。
ほんと、アンバラとバランスの違いはこういうイメージなんすよ。
少し補足する。
ちょっと表現が不適切かもしれないけど、録音された音は、バランス。左右はきっちり独立して録音されてる。
が、それを「ヘッドホン」で聴くと、「アンバランス」になり、音が劣化している。
ちょっと極端な表現だけど、間違いではない。。。
そもそも、ヘッドホンは、左右独立してるのに、実は、電気の+-の、マイナスが、左右共通になっているってところが、問題で。それを独立させたのが、バランス接続で。スピーカーは、マイナスを左右で共通化してないでしょ?+-左右あわせて4本のケーブルは全部独立した端子に繋がってるでしょ?本来はこれがあるべき姿なのに。。。
さらに、左右それぞれに、アンプが1個ずつだったのを2個ずつにしたのが、バランス駆動ってやつで。それが、今、音好きにもてはやされてる「バランス」ってやつなのだ。
なんか、今までより複雑そうだなぁと感じるとおり、複雑になると、機械は高価になるのだ。だから、アンバランスでいっちゃおう的な発想で、シンプルにしてお安くして。バランス製品は、一般の人には、ちょっと・・・という製品なのだ。
さぁ、ここで、ZX300の登場だっ!!!!
●超有名メーカーのソニーが放つ、ZX300は、バランスの普及機だ!
↑バランス対応の、ZX300含め、ウォークマンラインアップ。
ZX300が一気に、価格を引き下げたのがよくわかるかと。
当店店頭アンケートでは、
ハイレゾ vs CD
バランス vs アンバランス(音源は、問わず。MP3など圧縮音源も含む)
のブラインドテストでは、、、圧倒的にバランス vs アンバランスのほうが、勝敗がはっきりと。それほど、バランスとアンバランスの差は、歴然なのだ。
それがついに、これまでのウォークマンの上位モデル並みの価格で、手に入るようになったのだ!これが興奮せずにいられるかっ!?
リーズナブルなバランス機。そういうことで、あえて、普及機と言わせてもらったのだ。
●ZX300の魅力をガン見しよー!
↑バランス端子(左)と、従来のアンバランス端子(右)
くどいが、やっぱりバランス対応が最大の魅力。
WM1シリーズなどにも採用の、JEITA統一規格4.4mmジャックを搭載。また、従来の3.5mmミニジャックも搭載。
大切な音質は、、、WM1シリーズ用に開発した、フルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載。気になる出力は・・・アンバラ50mW、バランス200mW、WM1では60/250(すべて、片ch)。WM1でも、MDR-Z1Rクラスをドライブして、モノ足りないという人もいるだろうけど、イヤホンメインならほぼ問題ないでしょう。
もちろん、DSDネイティブ再生(11.2MHzまで)可能。
DSEE HX、DCフェーズリニアライザー、10バンドイコライザー(31Hz-16kHz)。
シャーシーは、WM1Aと同じ、アルミ削り出し。低抵抗と高剛性を両立。
この他、WM1シリーズと共通のパーツを継承。
・無酸素銅プレート(シャーシーと基板の間に入れ、グラウンド安定性向上)
・WM1Zと同じ、銅メッキ大型高音質抵抗を採用
・電源部には、高分子コンデンサー(FT CAP)と、新たなパーツとして「フィルムコンデンサー」を搭載
・大電力供給用に「電気二重層キャパシタ」
・新開発の「小型低位相ノイズ水晶発振器」を2個搭載
従来同様に、USB DACアンプへの出力も可能ながら、自身がUSB DACアンプとして、PCやウォークマンを接続し、ZX300で再生できる、USB DAC機能を搭載。
●ZX300は、ZX100から大きく操作性が向上
タッチパネルを採用し、OSは、WM1シリーズと同等のものを。
また、ZX300ではじめて採用となった、「マットガラス」をタッチパネルガラスとして採用。指紋が付きにくく、指滑りに優れる。スマホなどでは、画質を求められるだけに、マットガラスは採用しづらいはず。ウォークマンならでは。
↑WM1シリーズでも好評の、サイドボタンを踏襲。ZX300では、HOLDボタンも同一面に配置。
↑UIも、WM1シリーズと同等。
気になる、USB DAC機能は、、、ライブラリートップ画面の左上に「DAC」と表示されたボタンで使用するそうだ。
●ZX300は、拡張性にも優れる
Bluetooth。。。
なんと、ソニー独自技術のコーデック「LDAC」に加え、後日のアップデートで、aptx-HDにも対応!ちょっと、この対応の早さには驚いた。
LDACに対して後追い登場の、aptx-HDだが、チップメーカーのクアルコムが開発したとあって、今後、採用メーカーが増えるのでは?と心配していたが。今回、ZX300だけでなく、WM1シリーズも後日のアップデートでaptx-HDに対応し、同発表の各ワイヤレスヘッドホンもaptx-HD対応ということで、安心できる。
そのBluetooth接続時には、当然、NFCでのワンタッチリスニングが可能。
最近のウォークマンでは当たり前になった、microSDももちろん使用可能。
ぼちぼち、microSD2枚挿しに対応してほしいなぁと思う。
●アクセサリー
ZX300専用レザーケース(レザーストラップ付属)CKL-NWZX300ソニーストア価格6,250円+税
上質な天然牛革製。
WM1シリーズ用は、縦開きだったが、より使いやすい、横開き。
>ソニー
ZX300専用保護シート PRF-NWZX300 ソニーストア価格1,500円+税
防指紋、マットタイプ
傷、汚れに強い、ハードコーティング仕様
貼り直し可能
>ソニー
●まとめ
やはり、偉大なる兄貴たち「WM1シリーズ」の存在は大きい。
WM1シリーズで培った技術を、惜しげも無く、ZX300へ投入することで、小型軽量ボディながら、高音質を実現。
また、性能との見事なバランスの、「価格」も、重要なポイント。
バランスデビューしたくても、ちょっとサイフが・・・という人には、精一杯背中を押したい。また、WM1ユーザーには、取り回しがいい「2nd DAP」としての価値も高いだろう。
当店実績で判断するに、、、19時現在、すでに、大ヒットへの道を走り始めてる模様!
店長野田も、すでに、ポチッ!
>ソニー