VAIO S11|ALL BLACK EDITION ソニーストア価格189,800円+税~
(VAIO S11 ブラック/ホワイト/シルバー/ピンク/ブラウン ソニーストア価格104,800円+税~ )
>VAIO S11オフィシャルサイト(ソニーストアでの注文)
本日発売の、新CPU 第8世代インテルCoreプロセッサー搭載のVAIO S11。今回、VAIO S11|ALL BLACK EDITIONの実機をお客様ご協力のもと実機をチェックさせてもらった。
外観チェックが中心になるかと思いきや、新CPUのすさまじいスペックに驚愕してしまった。いや、VAIO TruePerformanceのすごさか。。。
なお、、、開封済み実機のため、開梱レポや付属品などのチェックはできなかった。
●外観チェック
↑ALL BLACK EDITIONというだけあって、とにかく、真っ黒。
表面の塗装、加工は、標準モデルと同じくマットな仕上げ。
標準モデルの、ブラックカラーと比較してみる。
↑ALL BLACK EDITIONの、もっとも特長的なところが、天板のVAIOロゴ。
見ての通り、黒光り。。。
↑対して、標準モデルは、見慣れた銀光りのロゴ。
↑ヒンジ部背面のオーナメントも、ALL BLACK EDITIONは、ヘアライン加工の黒!
↑ロゴと、オーナメントの違い。。。
↑キーボード面に違いはなし。
↑ボトム部も、違いなし。
ということで、確かに、スペシャル感があるのは間違いないが、カラバリの延長という印象の、ALL BLACK EDITIONだ。
↑スペックしばりがあるのは、当然。
●第8世代インテルCoreプロセッサーと、VAIO TruePerformanceの威力
まず最初に、、、VAIO TruePerformanceは、第8世代インテルCoreプロセッサー選択時のみに、搭載される。これまでの第7世代インテルCoreプロセッサーや、Celeron選択時には、非搭載となるので。。。
↑いきなり、CPU性能ベンチマーク(CINEBENCH R15で測定)結果から。
(実際に測定してみた)
↑VAIO社発表の従来プロセッサーとのパフォーマンス比較(CPU: MAXON Cinebench Version15.0.3.8でのベンチマークスコア)
正直、どちらも、驚きの結果!すごいわ。
CINEBENCHでのベンチマーク結果見ると、、、
VAIO S11搭載の第8世代インテルCoreプロセッサーに関しては、ちょっとおかしいとも思える数値が。ぐぐると、その8550Uは、ほぼ今回比較のCPU比1.5~1.6倍くらいのようだ。が、VAIO S11では、なんと、1.9倍!の数値をたたきだしている。
また、VAIO社発表の数値でも、VAIO TruePerformance適用、非適用では、これほど差がでるとは!
「VAIO TruePerformance」
恐るべし!
発表時に公開された情報では、そのままの第8世代インテルCore i7よりも、VAIO TruePerformanceが施された、第8世代インテルCore i5のほうが速いということだったが。他社のi7買うより、VAIOの i5を買った方が速いと。。。
ここで、これまた公開されてる情報だが、VAIO TruePerformanceが適用される条件は、「VAIOの設定→CPUとファン→パフォーマンス優先」らしいが。
適用されない条件の「標準」に変更してみて、再度ベンチマーク測定してみると、、、
「567」
この数値でも、約1.68倍と、巷の情報よりいい結果となっている。VAIO TruePerformance適用条件でなくても、効果が出てるんだろうか?
いずれにせよ、今回の結果からも、VAIO TruePerformanceの威力は大きいことがわかる。
ちなみに、起動時間を比べてみると、、、
第7世代インテルCore i7 VAIO S11 6.3秒
第8世代インテルCore i7 VAIO S11 5.4秒
14%ほど短縮。0.9秒と言えばそれまでだが、元々速い起動時間だけに、この短縮はすごいよねぇ。
おまけ、、、グラフィックス性能ベンチマーク「3DMark」での数値は・・・
VAIO S11 CoreI7-7500U 395
VAIO S11 CoreI7-8550U 427
という結果だった。
●VAIO TruePerformanceとは?
今回、VAIO S11では、新たに第8世代インテルCoreプロセッサーが選択できるようになった。第8世代インテルCoreプロセッサーの大きな特徴は、従来のデュアルコアから、クアッドコアになった点。その性能をさらに引き出すべく、VAIO社独自技術の「VAIO TruePerformance」が新たに搭載された。
今回のCorei7などには、「インテル ターボ・ブーストテクノロジー2.0」という機能が搭載されている。これは、電力や温度などの条件が揃ったとき、ピーク負荷時に通常よりも処理速度をあげるというもの。もちろん、ずっとあげることができるわけではなく、一定時間後は、処理速度を落とす。この「落ち方」を極力抑える技術が、「VAIO TruePerformance」なのだ。
長時間処理速度をあげるよりも、その後の落ち方を抑えるほうが、トータルではメリットが大きいだろう!というのが、開発陣の考えだ。
具体的に「VAIO TruePerformance」でやってることは、、、
・ファン回転数調整や放熱ヒートパイプ&フィンの性能アップにより、放熱性能を高め、、
・電源強化を行い、、、
・それらにより、CPUパワーリミット値をあげることが可能に。
理屈はよくわかるが、かなり大変な技術なんだろうねぇ。開発陣に拍手を送りたい!
↑VAIO TruePerformance非適用の第8世代インテルCorei7よりも、適用の第8世代インテルCorei5のほうが、ベンチマーク数値がいいという、衝撃の結果に。
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●第8とVTP最強タッグの弱点。。。
第8世代インテルCoreプロセッサー+VAIO TruePerformanceという、最強タッグ。やはり、弱点もあるわけで。
↑第8世代インテルCoreプロセッサー搭載のVAIO S11
↑第7世代インテルCoreプロセッサー搭載のVAIOS11
見ての通り、、、重くなる。15gほどだが。。。
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バッテリー駆動時間が・・・
↑VAIO社スペック表より、、、
14~15時間くらいバッテリーが持つというモノサシで、、、30分から1時間ほど、短くなる。。。なにか問題でも?
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第8世代インテルCoreプロセッサーを選ぶと、VAIO TruePerformanceも付いてきて、、、すごく速くなるが。。。10gから15gくらい重くなって、バッテリー持ちが、30分から1時間ほど短くなる。。。
あ、一応、金額のことも考えないと。
第8世代インテルCore i5選択時、5,000円アップ。i7だと2万円アップ。。。
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>VAIO S11オフィシャルサイト(ソニーストアでの注文)
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店長野田のひとりごと・・・
VAIO S11、S13搭載の、第8世代インテルCoreプロセッサーは、TDP15Wの、いわゆる「ノートPC向け」という位置付け。
対して、現行VAIO Z搭載の、第6世代インテルCoreプロセッサーは、TDP28Wの、いわゆる「高性能ノートPC向け」という位置付け。
VAIO Zをこよなく愛する店長野田としては、現在、未発表の、第8世代インテルCoreプロセッサー(高性能ノートPC向け)が、待ち遠しいわけで。VAIO TruePerformance搭載のVAIO Zを妄想するだけで、鼻血出そう(汗
価格、基本スペック、サイズ&重量など、ノートPC購入時にチェックするポイント。そういった意味では、「第8世代インテルCoreプロセッサー&VAIO TruePerformance」搭載のVAIO S11、S13は、トータルパフォーマンスは素晴らしいと思う。まさに、買い!のPCだと、全力でおすすめできる。
が、価格は置いといて、ともかく、基本スペック最優先なら、、、まだ見ぬ、いや、発売されるかどうかすらアヤシイ、「第8世代インテルCoreプロセッサー(高性能ノートPC向け)&VAIO TruePerformance」搭載のVAIO Zへ、激しい恋心を抱きつつ、待つのもありかと。(店長野田は待つ。信じて待つ!)