2月26日に、MWC2018で発表された数々のソニー製品の中で、今日、改めて注目したいのが、「SBH90C」だ。
同時に発表された、Xperia XZ2、そして、つい先日発表された、Xperia XZ2 Premiumでは、とうとう、イヤホン端子がドロップし、USB Type-Cのみとなってしまった。
これが、「SBH90C」へ注目する理由なのだ。。。
●Xperiaから、イヤホン端子がなくなった・・・
イヤホン端子がなくなったら、どうやって、イヤホン使うのか?
↑Xperia XZ2
・方法その1 変換ケーブルを使う。
↑エレコム USB Type-C→3.5mm音声変換ケーブル
>amazon価格954円
こういう、変換ケーブルを使う。Xperia XZ2には付属してるらしい。。。
誤解ないようにつけ加えておくと、、、Xperia XZ2は、こういう変換ケーブルに「対応している」。つまり、Xperia本体でD/A変換し、USB Type-C端子からイヤホン出力できるようになっている。そのため、こういった、単純な変換ケーブルが使えるのだ。USB Type-Cからのイヤホン音声出力対応じゃないものには当然使えないので注意が必要。
・方法その2 USB DACを使う。
↑オオゲサだが、PHA-2Aなど、USB DAC(ポタアンなど)を、使う。
USBケーブルでつないで、アンプ側で、D/A変換してもらって、イヤホンで聴く。
より高音質で楽しめるだろうけど・・・手軽さはないね。
・方法その3 Bluetoothイヤホンを使う。
↑最近、ものすごい盛り上がりを見せている、Bluetoothイヤホンを使う。解説不要か。
とまぁ、イヤホン端子廃止によって、もっともポピュラーな有線アナログ接続ができなくなるが、改めてこうやってみると、いろいろイヤホンで聴くスベはあるもんだ。
●有線デジタルもBluetoothも対応の「SBH90C」
注目の「SBH90C」は、有線「デジタル」と、Bluetoothに対応。
Bluetoothはともかく、、、なんと、、、有線デジタル接続可能=USB DAC内蔵ってことなのだ!ちなみに、有線「アナログ」には非対応。
↑こんな風に、USB Type-Cケーブルを使って有線デジタル接続する。
Xperiaからは、デジタルデータが出力されるだけ。
Xperia XZ2は、USB Type-Cからのアナログ音声出力に対応してるから、従来通りのアナログ接続でも良さそうな気がしないわけでもないが。XperiaのD/Aよりも、SBH90Cのほうが高音質DACということなんだろうか?SBH90Cは、192kHz/24bit対応。
また、面白いのが、Xperia側から電源供給ができるってところ。
Bluetoothは、SBC、AAC、aptx。NFC搭載。
バッテリーは連続7.5時間、充電は、スマホからもACチャージャーからも2時間。
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ということで、ソニーが動いたこともあって、今後は、スマホのイヤホン端子レスが、増えていくと思われる。
アナログ音声出力非対応のスマホのことも考えると、有線デジタル&Bluetoothの「SBH90C」は、需要を先取りした、注目のイヤホンと言えるんじゃないだろうか?