7月2日(月)、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 6(旧バージョン)」が、無料になった。使用するには、インストール時にライセンス登録が必要だが、9月2日(日)までに行う必要がある。そのため、その期間を過ぎて、PC初期化やPC買い換えを行った場合、使用できないようだ。
ということで、再インストールはできないということを割り切れば、「無料」というのはヒジョーにありがたい。特に、これから、RAW現像デビューしようかなぁ・・・とお考えのあなた!是非、RAW現像を試してみないかいっ?!
※もちろん、サポート対象外なので、問い合わせするところはない!
>「SILKYPIX Developer Studio 6(旧バージョン)」ダウンロードサイト
ダウンロードファイルは、約300MB。
インストール後、最初の起動時に、↑ダウンロードサイトトップに、でかでかと記載してある、「シリアル番号とプロダクトキー」を入れる必要がある。
この登録作業が、9月2日(日)まで可能で、それ以降はできなくなる。つまり、起動ができなくなるっていうわけだ。
また、、、旧バージョンってこともあって、対応しているカメラも限定されてる。α99Ⅱあたりからのαは、全く非対応なのでご注意を。
では、、、現像してみる。
↑なんか、真っ暗な写真。。。
RAW現像経験者なら、あー、これね。と思うんじゃ?
そう、RAW撮影していれば、これくらいなら、ちゃんと暗部の情報が保存されてるのだ。つまり、完全に黒つぶれしてるわけではないのだ。
ということで、暗部を明るくする(シャドウを持ち上げる。とか、言われるやつ)。
↑はい、これが、暗部を持ち上げただけの現像後の写真。それ以外の特別なことは一切やってない。
↑改めて、、、これが、元データ。現像後のデータを、モノクロ処理したのか?と勘違いしそうなほどの違い。
JPEG撮影では、ここまでの情報量は保存されてないので、やはり、こういった現像を行う場合は、RAW撮影するほうがいい。
一方、、、「撮って出し」という言葉があるように、カメラだけで撮りきって、PCなどでは現像処理を一切行わず、作品とする方法も。現像不可という、フォトコンもあるし。
現像、撮って出し、、、どっちがどうとかじゃなく、使い分ければいいんじゃ?
例えば、店長野田のように、ブログ等用に、取材で撮影する場合は、なにがなんでもRAW撮影後、現像するほうがよろしいかと。。取材時にはカメラ設定に時間を割けることはまずないし、失敗撮影も許されない。失敗を減らすためにも、RAW撮影&現像という手段を使ってる。。。
では、もひとつ、極端な現像してみよー
↑大阪空港の、有名な撮影スポットからの一枚。撮って出し。
↑ちょっとやりすぎて、あちこちノイズ出てるけど・・・。明るさも、色も、盛り盛り。ちょっと印象的な仕上がりに。
↑こちらは、モノクロにして、明暗差をごりごりつけて、ノイズ除去をほどこした。
とまぁ、RAW撮影&現像は、自分のイメージでいろんな作品作りができるのが楽しい。「撮影後にも楽しめる」のかなと。。。
まだ、RAWデビューしてない人、、、まずは、お金をかけずに試してみる絶好のチャンス!是非お試しを!
ちなみに、、、最新のαでも、ソニー純正のRAW現像ソフトも、試してみよー
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>「SILKYPIX Developer Studio 6(旧バージョン)」ダウンロードサイト
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個人的には、、、やっぱり、有償月額だけど、王道の「Photoshop Lightroom」が、使いやすい。