・NW-A55(16GB)(本体のみ)21,880円
・NW-A55HN(16GB)(ノイキャンイヤホンIER-NW500N付属)28,880円
・NW-A55WI(16GB)(ネックバンドh.ear in 2 Wireless付属)39,880円
・NW-A56HN(32GB)(ノイキャンイヤホンIER-NW500N付属) 33,880円
・NW-A57(64GB)(本体のみ) 36,880円
※カラバリ:トワイライトレッド/ムーンリットブルー/ペールゴールド/グレイッシュブラック/ホライズングリーン
本日より、当店店頭にて、ウォークマンA50グレイッシュブラックの展示を開始!
開梱の様子、先代A40との外観&音質比較、新機能Bluetoothレシーバー、話題のバイナルプロセッサーなどについても、チェックしてみた!
●開梱
A40と同じようなパッケージ。
↑まずは本体。
↑今回は本体モデルなので、イヤホンはなく、その下にはすぐに紙モノと付属品が。
↑付属品は、2点。WMケーブルと、WMポートキャップの予備(出荷時より本体に1つセットされてる)
↑紙モノ類。
●先代A40と比較しつつの、外観チェック
↑左:A40、右:A50
ぱっと見は、WMロゴ位置以外は、違いがわかりづらい。
↑A50のWMロゴ・・・タッチガラスの向こう側にロゴが配置される。
↑A40のWMロゴ・・・バッジタイプ
↑下:A40、上:A50
側面は、A50のほうが、よりラウンド形状になっているのがわかる。
↑A50は、ZX300ゆずりの、押し出し材からの削り出しアルミキャビネットを採用しており、音質に大きく貢献している。持った感じも、少しひんやりとし、手触りや重厚感までも、A40とは違う。
↑下:A40、上:A50
ボタン配置や形状も改善されており、ブラインド操作含めて、より扱いやすくなった。
↑ボトム部。左からヘッドホン端子、WMポート、ストラップホール。
トップ部にはなにもなし。
↑ボトム&トップ部、背面は、引き続き樹脂製。
さすがに、ZX300のように、ボトム、トップともに一体成型でのアルミというわけにはいかないか^^;
↑3サイズはほぼ同じなんだが、サイドのラウンドシェイプのおかげで、A50のほうがずいぶんスリムで洗練された印象。
●画面
↑左:A40、右:A50 ホーム画面
A50は、Bluetoothレシーバー機能が追加されてるが、違いはそこのみ。
↑左:A40、右:A50 設定→音質→各種音質設定
A50は、バイナルプロセッサーが追加
バイナルプロセッサーのオンオフは、再生画面から上へスワイプした、設定画面でも可能。
実は、違いはこの程度。BTレシーバー機能とバイナルプロセッサー個別の設定ページについては後ほど。
新たにAI(人工知能)技術により、「曲のタイプを自動判別し、高音域の補完性能向上」という、「DSEE HX」の画面は、全く同じだった。
●Bluetoothレシーバー機能
Bluetoothレシーバー機能。Xperiaを接続したところ。
↑ウォークマンが、こんなタグイのアイテム「みたい」な働きするわけ。
通話機能なんかはないので、「みたい」ってことで。
↑ホーム画面のBluetoothレシーバー機能のボタン→OKをタップすれば、Bluetoothレシーバーモードになる。この状態で、Bluetoothペアリングができる。もちろん、ここで、NFCワンタッチ対応のXperiaなどをかざせば、操作することなくペアリング完了する。
↑Bluetoothレシーバーとして、接続中は、プレーヤーの名称と、接続コーデック名が表示されるのみ。楽曲情報などは表示されない。
スマホと接続していても、通話機能はないが、着信時に音楽が停止し、着信音はイヤホンから聞こえる。通話終了後は、自動的に音楽再生が再開される。
Bluetoothレシーバーでは、対応コーデックが、SBC、AAC、LDAC。LDAC接続すれば、たいていのスマホ単体で聞くよりは相当いい音で聴けるはず。
※Bluetooth送信時の対応コーデックは、SBC、AAC、LDACに加えて、aptx、aptx-HDにも対応。
●バイナルプロセッサー
A50では、オンオフのみ。
ZX300シリーズ、WM1シリーズでは、ON時に、4つのモードを選べる。
音好きが、Aシリーズを持つなら、この機能のためだけに、先代たちAシリーズからの買い換えしてもいいと思う。そんな面白い機能。
「あのかないまる氏が、手がけた」
これを聞かされると、音好きなら、ワクワクするのでは?
かないまる氏曰く、
「バイナルプロセッサー」というのは、昨日今日始めたものではなく、CDプレーヤーの設計者だった頃から、ずっと抱え続けてきたアナログへの想いをかたちにしたものなんです。
とのこと。テンションあがるわっ!
↑こちらを読んでもらえれば、その音質改善の理屈を理解できる。その上で、試聴すれば、あーーなるほど!と、感動するはず。
少し乱暴にまとめると。
アナログレコードの「いいノイズ」を、デジタルで再現し、再生音源に付与する。
要するに、ノイズは、すべてが悪いものではなくて、特にアナログレコードでは、特有の3つの「いいノイズ」があるということなのだ!
いや、もう、ここらへんにしておこう。
試聴してみた、個人的な印象。
よくレコードはあったかい音と言われるが。
高域が聞きやすくなった印象。音に丸みが出たとも感じる。
アナログとデジタルのいいとこ取りで
「これまでになかった音」に再会
このキャッチコピーに納得。。。
一応、これだけは言っておかないと。
だれでもが、どんな音源でも、うぉおお、すげー違いがわかるぜ!ってわけではないので。あまりハードルあげてもね^^;個人的には、DSEE HXよりも、相当好きだね!
●音質チェック
なんだか、バイナルプロセッサーの後では、ちょっと書きづらい^^;
A40との違いは、、、音色や傾向は、さすがに、違いは感じられない。
が、やはり、削り出しアルミキャビネットの採用による効果なのか、グラウンド安定による、低音のどっしり感と、中高域の透明感が増した印象。確実に音質アップしている。
●まとめ
音質だけで、A40からの買い換えはちょっと。。。
Bluetoothレシーバー機能や、、、なにより、バイナルプロセッサーも含めると、A30どころか、A40シリーズからの買い換えも、余裕で「あり」だろう。
さて、、、Aシリーズとしては、音質面ではそろそろ熟成感が。バイナルプロセッサーなんかは、ZX300シリーズ&WM1シリーズの領域で、Aシリーズに搭載するのはゼイタクすぎるほど。USB-DAC機能に、Bluetoothレシーバー機能までも。盛り盛りがすごい!コスパもすげぇわ。
言い換えれば、そろそろ限界感も。これ以上の進化は、もう、マニア(いまでも十分マニア感はあるが^^;)の領域で、それなら、ZX300にすれば?
A50の次があるとすれば、バランス対応しかもう・・・っていう気がする。このサイズで、バランス対応なら・・・!
ということで、Aシリーズとしては、仕上がりまくったモデルのA50シリーズだ!
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