左右独立型ワイヤレスイヤホンWF-1000XM3(プラチナシルバー/ブラック)
ソニーストア価格25,880円+税(紛失あんしんサービス対応 1,000円+税)
7月13日(土)発売
昨日の7月10日(水)より、当店展示開始となっている、大人気左右独立型ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」(当店展示は、ブラックのみ)。
早速、実機レビューだ!
と、その前に、、、↑冒頭の見慣れない置き方、、、まぁ、逆さ置きしてるわけだけど。こうしないと自立しないモノで。あんまりこういう置き方してるの、ネット上でも見かけないよねー^^;
●開梱
ソニーさんらしいデザインのパッケージ。
↑紙モノ以外の同梱品一式。最近のソニーさんのイヤホンは、イヤーピースが充実しているのがほんとにうれしい。くどいほど言ってるが、イヤーピースのチョイスは、徹底的にこだわってほしい。音質にも、ノイキャン性能にも影響するから!
●外観眺める
●充電ケース
まずは、充電ケースのカラバリ比較から。プレスリリースのときから気になってたので。
ブラックと、プラチナシルバーの2色展開の、WF-1000XM3。
充電ケースのフタ部分の色が、ビミョウに違う。
ゲンブツ見て納得。ブラックのほうがカッパー、プラチナシルバーのほうが濃いゴールド。
その、充電ケースのフタ。先代から大きく進化を遂げている。
先代では、上へ引き上げてから、開く。と2アクションだったが、WF-1000XM3では、マグネット固定式になり、かつ、
1アクションで、シンプルにスパッと開くように。もちろん、閉じるのも1アクション。先代ユーザーさんに試してもらったが、ヒジョーに驚いていた。
↑充電は、USB Type-Cへと変更。時代の流れに沿った変更で歓迎。
さらに、本体収納方法も、激変している。
先代では、充電ケースに入れた後、左右それぞれ2つずつの固定ツメがカチッとはまるまで、しっかりと押し込む必要があったが。WF-1000XM3では、そりゃぁもう、気持ちよく、スポッ!と吸い込まれるがまま。マグネットでしっかりと収納してくれる。
↑充電用接点のすぐそばにマグネットがあり、しっかりと固定してくれる。接触不良による充電ミスの心配もない!
●本体
↑大きく丸い、タッチセンサーと、横の小さなノイキャン用マイク
WF-1000XM3では、本体物理キーがなくなり、タッチセンサーに変更された。
手探りしながら操作する、小さな物理ボタンより、大きなタッチセンサーのほうが、より快適な操作ができる。という、開発者のこだわり。
シングル or ダブル or トリプルタップ、そして、タップ&ホールド(長押し)の4パターンの操作方法を使い、様々な操作を行う。
タッチセンサー横の、ノイキャン用フィードフォワードマイク(外側マイク)は、従来通り。
↑新たに追加された、フィードバックマイク(内側マイク)。
フィードフォワード&フィードバックマイクの2つで、外側と内側両方のノイズを拾い、さらなるノイキャン性能を高める。これが、デュアルノイズセンサーテクノロジー。
↑新たに追加された、装着を検出する「近接センサー」
音楽再生時に片側を外すと一時停止、戻すと再生が再開する。
電源オフ時、装着すると、電源オンされる。なにげに、すごく便利な奴なのだ。
●操作性チェック
●タッチセンサーの操作内容
本体タッチセンサーの割り当てなど、すべての操作設定は、↑スマホアプリ「Headphone Connect」で行う。
↑本体L側、R側のタッチセンサーの操作設定は、それぞれ個別に可能。
・再生コントロール
・外音コントロール
・Googleアシスタント
・割り当てなし
LRそれぞれ、↑4つの項目を割り当てできる。LR同じモノを割り当て可能。
割り当て内容の具体的な操作方法は以下の通り
・再生コントロール
シングルタップ・・・再生/停止
ダブルタップ・・・曲送り
トリプルタップ・・・曲戻し
長押し・・・ボイスアシスタント(Siri、GoogleApp)
・外音コントロール
シングルタップ・・・ノイキャン/アンビエント(外音取り込み)切替
長押し・・・クイックアテンション(後述)
個人的なオススメは、
・L側・・・外音コントロール
・R側・・・再生コントロール
●クイックアテンション&近接センサー&自動電源オフ
オーバーヘッドタイプの「WH-1000XM3」にも採用されてる機能。
外音コントロールが割り当てられたタッチセンサーを長押ししている間、音楽の音量を絞り、さらに、周囲の音を取り込んで聞きやすくする。長押しをやめると、元にもどる。
公共機関でのアナウンスや、とっさの会話などに、便利そう。
さらに、近接センサーとの連携が便利そうだ。
不意に話しかけられて、センサー長押し。が、本格的に長話になりそうなので、耳から片側だけ、はずす。→近接センサーにより、音楽が自動的に停止する。
↑さらに、、、アプリで自動電源オフ設定をしておけば、長話が、さらに長話になって、耳から外してから5分経過すると、自動的に電源オフしてくれる。
この3段構えの気配り設計・・・すばらしい!
●左右同時伝送方式
WF-1000XM3プレスリリース日の当店ブログで、最も注目した機能。「左右同時伝送方式]
現在、WF-1000XM3以外の、左右独立型ワイヤレスイヤホンは、音楽プレーヤーやスマートフォンからの電波を片側に装着した本体で受信し、それをもう片側に装着した本体にリレーする形で伝送している(↑左側)
バッテリーの片減りや、電波状況の不安定などといった不便さがあった。
対して、WF-1000XM3は、新開発のBluetoothチップを採用し、再生機器からのデータを左右同時に伝送している!!!しかも、プレーヤー、スマホを、選ばない!
アンテナ形状の最適化と相まって、高い接続安定性の実現、動画視聴時の音声遅延を先代比最大約1/4まで短縮している。
↑Xperia1のスクリーンショット
先日、当ブログでもご紹介した、FOSTEX製TM2は、Xperia1などの「対応スマホ」に限って、左右が個別にBluetooth接続する。↑スクリーンショットでもわかるとおり、Left、Rightそれぞれがペアリングされているのがわかる。
が、、、WF-1000XM3は、1つのみ。スマホ側での対応が必要ないということだ。
試しに、、、左右同時伝送には一切対応していないiPhoneで、試してみた。
↑iPhoneのスクリーンショット
やはり、WF-1000XM3が、1つのみ接続されている。
ここで、Xperia1、iPhoneともに、WF-1000XM3の右側のみを、充電ケースに収納することで電源オフにしてみる。いったん音楽はとまるものの、再度、再生開始すると、装着している左側から音は出る!もちろん、左右逆を試しても、やっぱり音は出る!
↑iPhoneのスクリーンショット。左単独、右側単独、それぞれで接続されているのがわかる。
iPhoneだろうが、スマホによらず、「左右同時伝送」が可能ということだ。画期的技術だ!すげーぞ、WF-1000XM3!!
↑どちらか好きな片側での使用ができるから、、、ヘッドセット代わりに、「利き耳」のほうに装着して、使用することができるのだ。店長野田は、「利き耳は、右耳」だから、左側限定の片側使用の先代モデルでは不便だった。
片側使用時、一方は充電ケースで充電することができるね。
※前述の、タッチセンサーの割り当てで、「Googleアシスタント」を割り当てた側でのみ、片側使用が可能。
●「QN1e」による、最高クラスのノイキャンと、高音質
オーバーヘッドタイプの「WH-1000XM3」に搭載され、大好評の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」。これを左右独立型ワイヤレスイヤホン向けに最適化したのが「QN1e」だ。小さなボディに納まるバッテリーでも動作するように消費電力を抑えつつ、ノイキャン性能も追求。「QN1e」には、DACとアンプが内蔵されており、音質の向上にも貢献している。前述の、外側内側の2つのマイクを使った「デュアルノイズセンサーテクノロジー」と相まって、より静かな環境で、よりクリアな音楽再生が可能となった。
↑高いノイキャン性能は、ソニーオフィシャルサイトでもしっかりとアピールされてる。
ノイキャン性能★5は、オーバーヘッドタイプの「WH-1000XM3」以外では、この「WF-1000XM3」のみ!左右独立型ワイヤレスイヤホンが、★5っていうのは、恐れ入る。
さらに、左右独立型ワイヤレスイヤホンで初搭載となる、DSEE HXにより、CD、MP3などの音源も、高音域を補完することで、ハイレゾ相当の高音質を楽しめる。
ソニー自慢の「外音取り込みモード(アンビエントサウンドモード)」も、もちろん、搭載。
音楽を聴きながらでも、周りの音を気にしたいといったシーンでも、活躍。
●きめ細かな「外音コントロール」設定が可能
スマホアプリ「Headphone Connect」を使って、外音コントロールの設定が可能。
ノイズキャンセリングのON/OFFや、外音の取り込み方のレベルを合計22段階で調整できる。
さらに、ボイスフォーカスをONにすることで、周囲の音を取り込みながらもノイズは低減し、人やアナウンス音のみを聞きやすくすることも可能。
ノイキャンや外音取り込みを、自動で切り替える「アダプティブサウンドコントロール」も、スマホアプリで設定可能。
ペアリングしているスマートフォンの加速度センサーにより、止まっている時/歩いている時/走っている時/乗り物に乗っている時の4パターンの行動を検出。
ユーザーの行動に合わせて、あらかじめ各パターンで設定しておいたノイズキャンセリングや外音取り込みのモードに自動で切り替えてくれる。
●頼もしい、バッテリー仕様
「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1e」や、Bluetoothチップの優れた省電力性能により、本体だけで、6時間の再生が可能。
さらに、充電ケースは、3回分の充電が可能に。あわせて、約24時間の再生が可能。
さらにさらに、、、
もし、充電切れのときでも、わずか10分の充電で、90分再生可能な急速充電にも対応。
「通勤が往復2時間、ウィークデーで合計10時間、週末に4時間ずつ使って合計18時間。それでもまだ満充電1回分の6時間が残っていれば安心感があります。」という、開発者のこだわりによる、24時間対応とのこと。
↑開発の中心メンバーのお二人
●個人的感想
先代WF-1000Xから、、、一気にM2を飛び越して、WF-1000XM3という、名称にしただけのことはある。
もう、全くベツモノへと進化している。
先代のことを知っている人、オーナーなら、一聴で、高音質化に気づくだろう。もちろん、ノイキャン性能もぐんとよくなっている。数値でもはっきりしている、ロングバッテリー化。使い勝手を大幅に向上してくれる、近接センサー。大幅に使いやすくなった、充電ケース。
価格も、よくぞ、これくらいでふんばってくれた。
しかーし、やはり、音質にうるさい店長野田。まっ先に気になったのが、Bluetoothコーデック。
担当の方に聴いたところ、LDACは、やはり、バッテリー消費が激しいため、今回は見送ったとのこと。でも、、、でも、、、aptX対応も厳しかったんだろうか?SBCとAACだけじゃちょっと・・・。それと、先代もそうだったが、音量調整対応はなんとか実現してほしかったところ。
はい、、、かなり贅沢なことを要求しているのはわかってます。それほど、WF-1000XM3の完成度が高いってことで。
※7月11日(木)夜12時過ぎ現在、、、やはり、ソニーストアお届け状況は、、、入荷次第出荷。
当店実績見ても、過去類を見ないほどの異常な売れ行き。先代WF-1000X比、6倍のペースで売れてます。。。まずは、ひとつの区切りであるお盆。それまでに欲しい人は、一刻も早くポチッと♪することをおすすめします。
※あー、そうそう。ネックバンド式イヤホンの、WI-1000Xの、、、M3もお願いしますね、ソニーさん。
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左右独立型ワイヤレスイヤホンWF-1000XM3(プラチナシルバー/ブラック)
ソニーストア価格25,880円+税(紛失あんしんサービス対応 1,000円+税)
7月13日(土)発売