2-way USBオーディオ&ワイヤレスステレオヘッドセット 「SBH90C」ブラック/シルキーベージュソニーストア価格19,880円+税
イヤホンヘッドホン好きとして、どうしても、もう一度、ブログで取り上げたいのが、「SBH90C」だ。
確かに、お値段は少々お高いし、完全ワイヤレス全盛の今、ネックバンド式だし。が、スマホトレンドにしっかりとマッチした、有線無線両用の大注目イヤホンなのだ!
●なぜ、注目のイヤホンか?
「スマホのアナログ出力端子が廃止される方向へ向かっている中、USB接続とBluetoothの両対応だから」
従来のステミニでのアナログ接続ができなくなると、あとは、USBと、Bluetoothしかなくなるわけで。そのどちらも対応した「SBH90C」に注目しないで、なにに注目しろと?!
ところで、スマホのType-C端子に直差しするイヤホンの類には、「DACタイプ」と「アナログタイプ」の2種類がある。SBH90Cは、前者のDACタイプ。スマホから、デジタル音声データを受けて、内部でアナログにコンバートして音を鳴らす。後者は、スマホ内でアナログにコンバートしたものを使って音を鳴らす。
ここで、後者のアナログタイプは、スマホが、アナログ出力に対応していないと音がでないため、手持ちのスマホ仕様を要チェック。(Xperiaは、元々、アナログタイプの変換ケーブルが付属されてることもあり、アナログ出力が可能なスマホだ。iPad Proは、USB Type-C端子だが、アナログ出力非対応。SBH90Cで、音声再生できるのも確認済み)前者は、特にスマホ仕様を気にする必要がない。スマホを選ばないのだ!!!!
SBH90Cは、まさに、今のスマホ端子の状況にあった、USB-DAC内蔵のUSB Type-C接続と、さらに、Bluetoothによる、ワイヤレス接続までもが可能なのだ!
●開梱して、外観眺める。
本体の他、、、
・充電用(PC接続時と兼用)USB-Aケーブル
・音楽再生用(スマホ接続)USB Type-Cケーブル
※本体側は、Type-C端子ながら、ケーブル端子は、特殊端子
・イヤーピース3サイズと、かなりしっかりとした仕上がりのセミハードケース。
↑なかなか、シンプルで、いいデキバエのセミハードケース。
↑厚みがあるのは、しっかりとしたクッションが入っているから。
また、周囲をぐるっとほぼ1周するファスナーで開閉。SONYタグがしっかりついているのも、ポイント高し。
↑ゲンブツさわるまでは気づかなかったけど、SBH90Cのネックバンド部は、ご覧のとおり、かなりソフトで、結構ラフにケースにしまえるのも楽。
反対側も同じデザイン。ケーブルなどの収納に使える。
では、本体を見てみよう。
↑ソニーWebより拝借
ソニーお得意のネックバンド式。もうすっかり見慣れたデザインだよね。
↑これまでのネックバンドよりも一段としなやか。収納時など、より取り回ししやすくなった。
↑首かけして、右側。NFCと、電源、見えないけど、その横にLED。マイクは、NFCの上方の小さな穴。先端は、反対側のUSB端子にデザインを合わせるように、ぶつ切り風。
↑左側。ボリューム、再生/一時停止&マルチファンクションキー。先端には、USB Type-C端子。
↑音楽再生用ケーブルを挿したところ。
↑音楽再生用ケーブル。右側が、SBH90C側。 が、、、PD出力用など、Type-C出力の充電アダプターなどで充電もできる。また、フツーの、Type-C-Type-Cケーブルでも、同様のことができる。専用ケーブルが用意されてるのは、デザインの一体感のためかな?↓つなぎ目が見えなくて、自然な一体感。
もうひとつの付属ケーブル「USB A- Type-Cケーブル」では、充電の他、PCに接続すれば、PCの音声再生もできる。Youtube再生に使ってみたが、特に遅延も気にならないレベル。
↑ヘッドホン部は、マグネット式になっていて、、、
↑1つにまとまるのが、ものすごく便利。
本体は、ネックバンドで首にかかって、イヤホン部は、さっとはずして、マグネットでまとめる。
使わないときでも、ポケットやカバンに片付けなくてもいいのが便利。
●音声検索、音声操作対応
これだけシンプルでも、最近の流れか、Googleアプリ/Siri対応になっているのに驚いた。
Bluetoothでも、優先でも、イヤホンからの使用は、↑Googleアプリ→設定→スマードフォンから、チェックを入れとかないと、画面消画時(ロック時)に使えないので。
マイク性能もよさげで、しっかりと音声認識してくれる。
●いざ、試聴!
↑ヘッドホン部もこだわっており、また、独立グラウンドケーブルも採用しており、音質にも期待できる!
・Bluetoothから!
自前の、Xperia 1を使って。。。
NFC使えるから、ペアリングは、かざすだけ。本体の電源OFFでもOK。
コーデックは、SBC、AAC、aptx。LDACや、aptx-HDには非対応。
ってことで、ハイレゾ再生にはならないながら、ご機嫌なサウンドを奏でてくれる。案外、低音がしっかりとしていて驚かされた。
・USB Type-C 有線接続
早い話、SBH90Cが、USB DAC機能を持ってて、スマホからはデジタルデータを送るだけ。つまり、スマホなどプレーヤー側の性能によらず、SBH90Cで、音質が決まるわけだ(細かいところは置いといてね)。
ずばり、Bluetooth接続よりは、はるかに高音質。もちろん、ハイレゾ音質での再生が可能。
Bluetooth接続に比べ、解像感も大きく向上、左右のセパレーションもいい。低域高域、、、全域にわたってクリア感向上と、、、いいことづくめ。
●まとめ
ということで、SBH90Cは、非常によくまとまった、イヤホンなのだ。
Bluetooth接続による手軽さと、、、USB DAC搭載による、プレーヤーに依存しない、安定した音質。
音声認識、音声操作も可能。
ネックバンド部がしなやかで、持ち運びしやすい。
充電時間2時間、連続音楽再生時間7.5時間と、使いやすい。
お値段は、2万円と、少々お高めだが、トータルのパフォーマンスを見れば、納得できるかと。
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