4Kプロジェクター「VPL-VW5000」「VPL-VW745」の本体アップデートが、告知された。
アップデート時期は、2019年秋だ。
いずれも、最新モデル「VPL-VW855」に搭載の機能、
「デジタルフォーカスオプティマイザー」(以下、DFO)
「デュアルコントラストコントロール」(以下、DCC)
が、追加されるという、うれしいアップデートだ。
●デジタルフォーカスオプティマイザー(DFO)
設置環境によって、レンズシフトを使うわざるを得ないケースが大半。その際、レンズ中心部以外を使用することになり、収差による解像度低下が起きる。
従来から搭載のデータベース型超解像処理LSI(リアリティークリエーション)処理の後に、さらに、今回搭載予定のDFOにより、レンズの収差を画面上の座標と画質のパターンから最適化するとともに、輪郭部分を自動検出し強調処理を自動で行う。これにより、本来の映像を忠実に再現する。DFOは、ソフトウェア的に、MTFを向上するのだ!
●デュアルコントラストコントロール(DCC)
DCCは、ダイナミックレンジを広げる機能。
レーザー光源搭載の両機。
タイムラグなくリニアに明暗がコントロールできるダイナミックレーザーライトコントロールに加え、高度なアイリスコントロールを追加し、アイリスとレーザーを独自のアルゴリズムで制御して黒をより沈める。
●その他のアップデート
VW745はすでに搭載済みの、HDRリファレンスモードが、VPL-VW5000に追加される。
また、両機ともに、HDR10とHDRリファレンスのPQカーブを補正し、暗部階調表現を向上する。
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設置タイプのプロジェクターが、本体アップデートされること自体かなりめずらしいが、今回のアップデートは、機能向上の内容だし、オーナーさんにとっては、大歓迎のはず!
なお、、、アップデートは、USBメモリーで行う。。。
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>プロジェクター本体アップデート情報
↑今回のアップデートが開始されると、こちらからダウンロード。