※体がでかい→手が長い人じゃないと、1人で運ぶどころか、持ち上げることすら難しい。ハンドキャリーはやめましょう!^^;梱包重量24kgでございます。。。
8月8日、4種のシアタースピーカーシステムが、一斉に発表された。その中でも、特に、今回の製品「HT-ST7」が、注目の的。なんといっても、そのセレブな価格!これまでのサウンドバー2種は、ソニーストア価格で、29,800円、39,800円と、比較的リーズナブルな価格帯だったが、なんと、HT-ST7は、129,800円!!!いったい、なにがどう違うのか?
ということで、正式発売日31日を前に、本日入荷!
(AV機器は、発売日前に入荷するほうが、あたりまえなくらい)
すでに、がっつりさわり、、、「これはイケル!」と確信あり!
はっきり言って、音がいい。っていうか、この価格が許されるのは、高音質であること以外、考えられないし。
で、何回かに分けて、レビューしてみることに。。。
まずは、プレス発表日の当ブログから引用し、簡単におさらいから。
↑HT-ST7 『HT-ST7』は、テレビの前にバータイプのスピーカーユニットを設置するだけでサラウンドを手軽に楽しめるサウンドバーモデル。 入出力端子(ST7はサウンドバー、ST3はウーハー側に配置) 7.1chのフロントサラウンドに対応。 部屋の形状に関わらず、広い視聴エリアで、映画、音楽のサラウンドを忠実に再現。さらに、7.1ch独立駆動アンプで、しかも、S-master、そして、7個の独立した磁性流体スピーカーの搭載により、7.1ch音源の迫力を余すことなく引き出す。 |
●外観眺めつつ、音へのこだわりを見てみる。
ボディは、非常に高級感アリアリ。
深みのあるブラック塗装で、アルミヘアライン仕上げに。
スピーカーカバーは、脱着可能で、サランネットではなく、メタルパンチング素材。
↑見た瞬間、「うまいなぁ」と思わずつぶやいてしまった、表示部。
パンチングの向こう側にあるから、細かすぎると見づらく、大きすぎるとブサイクに。ちょーどイイ感じの、絶妙のバランス。デザインと実用性を両立した感じ。
↑スピーカーカバーはずしたところ。
↑右サイドに、NFCが配置されてる。
直線を基調としたデザインながら、多面体とすることで、とんがり感がない。
そのせいか、あまり、ごっつく感じない。お上手なデザイン。
↑「R3」chスピーカー。
↑左から、L2、L1、C(センター)、R1、R2chスピーカー
いわゆるステレオ2ch駆動のときは、L3ch、R3chのみから音が出る。L3、R3のみ、それぞれ20cmソフトドームトゥイーター1つずつが配置される。高音域に伸びが出る。
メインスピーカーには、磁性流体スピーカーユニットを採用。
<まだまだ、認知されてない、磁性流体スピーカーうんちく> 電磁石に電気が流れて、一体になった電磁石+コーンが、振動して音が出る。
↑磁性流体。液体なのに、磁石に反応しているのがわかる。
ソニーの公式サイト見ても、詳しい原理までは書かれてない。(社外秘なのか?)が、いずれにせよ、ダンパーがなくなる分、軽量化されるわけ。当然、敏感に電磁石部分&コーンが動かせるようになるから、高感度となる。 「明瞭感のある高域、ボーカルの息づかいなど特に中高域の再現において高い能力を発揮します。」byソニー もちろん、重いものを動かすより、軽いものを動かす方が楽だから、アンプに対する負担も軽減され、結果、消費電力も軽減されるわけだ。 磁性流体スピーカーは、4k BRAVIAなどにも採用されてるね。 |
このスピーカーシステム、、、すごいのが、アンプ。
通常、この手のパッケージシステム型は、省スペース化のために、効率よくスピーカーを鳴らすため、少ないアンプで駆動する。
が、HT-ST7は、なんと、1個のスピーカーに対して、独立したアンプを搭載。つまり、本体のスピーカー7chを、7つのアンプでドライブしていると。これにより、チャンネル間の干渉・音の濁りを抑えられるという。
もちろん、S-Masterデジタルアンプ。
続いて、背面見てみよう。
接続端子は、壁掛けできるような配慮なのか、↑こんな位置に。
HDMI入力×3、コアキシャルデジタル×1、光デジタル×1、アナログ×1。
そして、HDMI出力(ARC)×1、テレビからの光もどし入力×1。
十二分な入出力。
↑付属のスタンドを装着することで、15度上向きにできる。
スピーカーの配置場所、視聴する位置などによって、スタンド無しの水平と、この15度を使い分ける。
↑ウーハー。もう、サウンドバーでは、ワイヤレスあたりまえ。コンセントだけあればOK。箱出し即つながる。ペアリングなんかは不要。
ちなみに、、、ウーハーのてっぺんは、立体的に見えるが、実は、完全に平面だったりする。ヘアラインの方向を変えることで、立体的に見える。おもしろいデザイン。
ウーハーは、ぼふぼふした音よりも、キレのあるほうが心地いい。
180mm大口径ユニットとパッシブラジエーターの組み合わせ、、、そして、HT-ST7本体ではなく、ウーハー自身に内蔵されたDSPの効果で、「膨らみ過ぎない音の厚み、キレのある低音」を両立。
リモコン。新設計。デザイン的にはビミョーな完全日本語表示^^;
↑こだわりのデザイン。ボタンが互い違いに傾斜してる。
↑スライド式カバーを開けると、ウーハーの音量調整や、メニューボタンなどがある。ウーハーの音量調整は、非常にありがたい。何を見るかによって、いつ見るかによって、ウーハーはこまめに調整できたほうがうれしい。
で、、、はっきり言うが、、、本体が高級感たっぷりなのに、このリモコンの質は残念;;
ってことで、その1(概要編)はおしまい。
次回、その2では、実際に操作し、試聴した感想などを中心に。