まず、最初に。。。
今日ご紹介する、USB接続のこのスピーカー、ソニーストア価格8,800円でございます。
マニアな方からすると、あぁ、安物のUSBスピーカーだね?
一般の方からすると、、、まぁまぁいいお値段のスピーカーですね?
USBスピーカーとしての価格だけ見ると、それぞれ感じ方が違うかもしれない。
が、、、1万円未満ってことで、気に入れば、買っちゃってもいい「額」とも言えるよねぇ。
ってことを踏まえて・・・。(やや、まわりくどい?
↑このカラバリの豊富さときたら・・・。ますます、音にうるさい方からは、「そういう位置付けのスピーカー」と判断されてしまうだろう・・・汗
さて、、、開梱してみる。
・・・。
なんともまぁ、シンプルな構成。
・本体(左用、右用スピーカー)
・持ち運び用巾着袋×2つ(それぞれに、スピーカーを入れる)
・ペラペラの取説。
このスピーカー、、、USBから電源供給するから、ACアダプターも不要。だからこそのシンプルな構成。で、ACアダプター不要なんて言うと、ますます、マニアさんからは、「あぁ、そのジャンルのスピーカーなんだね?」って、敬遠されそう。
えと、、、正直に言う。。。
↑ここまでの、マニアさんの意見ってのは、、、「店長野田の先入観」だったり^^;
先に発売されてた、「TW-S7(ソニーストア価格9,980円)」。確かに、大ヒットした。「純粋に音が良い」と。S7は、S5同様に、ACアダプター無しで、がっつりと低音が鳴り、驚きの高音質で楽しませてくれたが。。。いくらその弟分といえど、2まわりくらい小型化されたんじゃ、ねぇ。。。期待薄。
早速、VAIO Duo11に接続し、CD音質レベルの、FLAC音源を鳴らしてみた。
まずは、接続だが、、、これは、Windows標準のドライバーでOKなので、USB接続するだけ。が、注意すべきは、、、その音量。かならず、最低音量にしてから、徐々に最適音量に上げていかないと。間違っても、最大音量で鳴らしたりすると、、、ぶったまげるから!ほとんどの音源なら、Windows8でいう、100段階中10~20で良いんじゃないだろうか?
では、、、ジャズでも聞いてみますかね。。。
再生ボタン、ポチッとな。
サックス&ドラムのコンビ音源が、ドンと鳴る。
「ぬぉおおおお、なんじゃこりゃ?」
予想外の低音。
↑低音の秘密は、これ。パッシブラジエーター。スピーカーユニットの背面同軸上に配置されている。
小型形状ながら、低域共振を利用することで、がっつりと低音が楽しめるのが、パッシブラジエーターの特長。
それに加え、、、「大容量キャパシターに充電し、大音量時に放電する」という、SCDS(Super Charger Drive System)を採用することで、10W+10W(USB定格2.5Wを大幅に上回る、合計20W)という、ハイパワードライブが可能。
→かみくだくと、、、電池みたいなもんが載っかってて、ちっちゃい音のときに充電しといて、でっかい音に、放電するから、すごい音が出ちゃうぜ!みたいな。
また、特にボーカル音源を聞くとよくわかるが、音の定位がすばらしい。1人のメインボーカルは、あっちこっちにいるわけじゃない。一カ所、「そこ」、にちゃんとボーカルがいるのがよくわかる。
個人的には、特に、弦楽器が「いる場所」が手に取るようにわかるところに、好感が持てた。楽しい^^
どうやら、その秘密は、独特の卵型状にあるそうだ。
卵型は、音をうまく拡散し、不要な反射音や音の回折が少ない→音像のピントがあいやすくなる。
さらに、一般的な箱型に比べて、平行面がないため、定在波が発生せず吸音材が不要→容積を最大限に活用できる→サイズ面で効率が良い。
ちゃんと、音がいいのには理屈があるわけだね。
ってことで、小さくて電源もいらない(USB供給)のに、低音がしっかりしたパワフルな音、音像のピントが合った、クリアな音、、、を楽しめるわけだ!
↑当店店頭に、期間限定じゃなく、「常設展示」しているので、是非、その音のすばらしさをチェックしてほしいっぃぃっぃ!