7月12日(木)、4回目のアップデートとなる、Ver.1.3.00がリリースされた、ソニーの無料現像ソフト「Image Edge」。
前回のアップデートは、5月8日(火)で、Ver.1.2.00だった。
アップデート内容は、
・安定性を向上しました
これだけ。
正直、そんなにゴリゴリなユーザーじゃないので、使ってみても、変化には気づけなかったんだけど。
1.2→1.3っていうバージョンアップだけに、それなりに違いがあるんじゃないかと、、、気になるんだけど。。。
これまでの更新履歴は、、、
Ver.1.00(2017/11/16)→Ver.1.0.01(2017/12/14)→Ver.1.1.00(2018/2/27)→Ver.1.2.00(2018/5/8)→Ver.1.3.00(2018/07/12)。
特に、1.1、1.2と、バージョンナンバーが、0.1あがったときは、結構大きなアップデート内容だったが。
今回も、0.1アップで、1.3へとアップデートされたのにねー。
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ところで、、、Imaging Edgeは、ソニー純正で、かつ、無料。
これから、写真現像(加工)してみよう!という人には、お手軽だ。
しかし、、、以前にも解説したけど、少々注意すべき点があって。
●JPEG撮影時には、機能が大幅に制限される。
↑JPEGデータを処理する際の、調整パレット。
要するに、写真加工内容が、これだけということ。
最初と最後の項目は、写真情報関連なので置いといて、実際に写真加工できる内容は、周辺光量調整と、トーンカーブ調整のみ。
項目が少ないといっても、ワードが難しすぎて、すでに、初心者には、ハードルが高すぎるよね。
ざっくりと解説すると。。。
周辺光量調整は、特に写真四隅が、暗くなったときに活躍する。
トーンカーブ調整は、奥深いけど、簡単に言えば、明部と暗部を調整できる機能。明るすぎるところを暗くして、暗すぎるところを明るくする。そんなイメージ。これができるようになれば、写真の表現が広がるし、失敗作品も減らせる。。。
対して、RAWデータ加工時には、一気に写真加工できる項目が増える。
↑こんなに、調整パレット項目が増える。ますます、初心者には、ハードル高し^^;
この中でも、ホワイトバランス調整や、D-レンジオプティマイザー、ノイズリダクションは、かなり効果の大きいものだ。この中から、D-レンジオプティマイザーについて、事項で簡単に解説してみる。
ということで、Imaging Edgeでの現像前提の撮影は、RAW撮影で!
●D-レンジオプティマイザーが結構使える
↑トーンカーブの項目でも少し触れた、明部と暗部の調整について。
トーンカーブでの調整は、なかなか初心者にはとっつきにくい。
D-レンジオプティマイザーは、αやサイバーショットにも搭載されている機能だが、Imaging Edgeでも、同様の機能が使える。
↑こちらの「左下が黒つぶれし、右上がやや白飛び」のRAWデータを、教材として使ってみる。
↑D-レンジオプティマイザーで、、、マニュアルにして、適用量を+し、シャドウディテールも+方向へ。アンバイは、、、見た目イイ感じで♪
↑加工前
↑加工後
スピーカーがほぼ黒くつぶれていたはずが、加工後は、ツイーターなどのシルエットがしっかりと視認できる。
もちろん、他の部分には、ほとんど影響がない。
明るすぎて、白飛びした箇所は、加工してもなかなか厳しいが、黒つぶれしたところは、結構、「出てくる」
とまぁ、こんな処理が、簡単にできるのが、D-レンジオプティマイザーなのだ。
トーンカーブを調整しても、同様のことができるし、もっと、極端な加工も可能(画像が破綻しまうほどの極端なこともできる)。が、慣れるまでは、やはり、D-レンジオプティマイザーを使った方が、簡単だ。
おしまい。。。
※30周年記念イベント「VAIOウィーク」では、VAIOに、Imaging Edgeをインストールし、実際の、初歩の初歩の部分を、30分でささっと、セミナー形式で、解説してます。。。お気軽にご参加ください。
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>ソニーαのページ
http://support.d-imaging.sony.co.jp/app/imagingedge/ja/
↑Imaging Edgeのダウンロードや説明など、、、公式サイト