SRS-X77 ソニーストア価格34,880円+税
シリーズ中、唯一の、ネットワーク対応かつバッテリー駆動可能な、X77。
とはいえ、ネットワーク機能OFFで10時間、オンで3時間のバッテリーライフと、極端なので、少し注意が必要かも。
音質面では、下位モデルのX55と構成はウーハー+フルレンジ×2と同じながら、大口径化(ウーハー58→62mm、フルレンジ38→46mm)することで、さらに向上しているのもポイント。
↑同梱物は、これだけ。
X55とは違い、ACアダプターはソニー製らしいものが付属。というか、フツー。
↑X55とは、特に、幅が異なる。
↑幅が大きい分、スピーカーのレイアウトも異なる。
真ん中に、62mmウーハー、両脇上に46mmフルレンジ×2、下にパッシブラジエーター×2。
↑操作パネル、NFCなどは、同シリーズ共通。右にボタン類、左にNFC。
↑電源のみ物理ボタン。ケータイ通話は非対応のため、通話ボタンはない。
↑バッテリー搭載で持ち運び可能だが、1.2kgの重量。それを考慮してか、背面にはハシからハシまでデザインを考慮した、指がかりの段差が入ってる。
↑背面。収納式WiFiアンテナが上部に。下部には、ネットワークON/OFFスイッチ、WiFi接続用WPSボタン、給電専用USB端子、有線LAN端子、ステミニオーディオ端子、DC端子。
↑WiFiアンテナは、自由に角度を変えられる。
↑上位モデルのX88(奥側)と比較。意外にも、X77のほうが背が高い。
↑シリーズ勢揃い。
LDAC対応のウォークマンZX2と、SBC接続となるXperia Z2で、試聴してみた。
どちらも、NFC対応だから、かざすだけであっさり接続。Bluetoothペアリングのやり方わすれそう^^;切り替えも、かざすだけ。切断もかざすだけ。
X55以上で、ウーハー搭載となるため、低音はあまり変化がないのかなぁと予想していたが。X77で鳴らすと、やはり、最初に気づくのが、低音の表現力の豊かさ。
次に、全体的なクリアさに気づく。フルレンジスピーカーが、X55の38mmに対して、X77では46mmと大口径化されたことによるものなのか?高音の伸びというよりは、中域のクリア感が際立っている印象。
スペック上では、前モデルX7より、低音の周波数帯域が増強されているけど、、、X7を最後に聴いてから時間がたちすぎて、比較する自信無し。
ただ、↑でも書いたとおり、低音は非常に厚みがあって心地よい。
ZX2と、Xperia Z2では、Bluetoothコーデックによる音質の差が出てしまうのはしょうがない。やはり、Bluetooth再生時は、是非、LDAC対応機器を使いたい。
が・・・
LDAC対応機器じゃなくても、X77は、高音質ワイヤレス再生が可能なのだ!
そう、、、WiFi or 有線LANでの、ネットワーク再生なのだ。
ネットワーク経由であれば、ハイレゾ音源でも、そのままいわゆるストリーミング再生で、音質劣化なく、、、楽しめるのだ。Xperiaであれば、旧Walkmanアプリ、現ミュージックアプリの、「THROW」機能を使えば、無劣化ハイレゾ再生が可能だし、ミュージックアプリは、現在、無料アプリとして公開されているため、非XperiaでもOK。iOSは・・・AirPlayがハイレゾ非対応なので、なにか代わりになるアプリがあればできるかも。
ここらへんのネットワーク機能は、
>SongPalアプリと、Windowsで、ネットワーク機能を使いまくる編
でまとめてあるので、ご参考に。
個人的には、1.2kgを屋外使用する頻度がどれくらいあるのか?っていう気がするが、アウトドアを楽しむ人には、10時間のバッテリーライフなら十分使えそう。さすがに、外でWiFi使用はレアだろうから、WiFiオンで3時間のバッテリーライフは許されそう。
基本、インドア使用で、ネットワーク経由でよりイイ音で楽しみたい。
(インドア使用では、強く、ネットワーク再生をオススメしたい)
たまに、アウトドア使用。そんな想定かな?
もちろん、ノートPCのように、バッテリーのおかげで、インドア使用でも、コンセントの場所に縛られないっていうのも大きな利点。
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