●ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWI-1000X 34,880円
●ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWH-1000XM2 39,880円
●ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWF-1000X 24,880円
※価格は、ソニーストア価格(税別)
※発売日は、3機種とも10月7日(土)
1000Xといえば、、、昨年発売され、大ヒットとなった、全部盛りワイヤレスヘッドホンフラッグシップモデル「MDR-1000X」のことだよね!
それが、1000Xシリーズと、、、なにやら複数モデルを連想させるシリーズ名になって発表されたのが、9月頭の「IFA2017」。 まさか、1000Xがシリーズ化されるとは。。。
あの1000Xの名を冠するからには、中途半端なものは、許さないぞっ!と、、、鼻息荒く、ソニーストア福岡天神へ!
●ソニー初の完全ワイヤレス「WF-1000X」
やや後発メーカー感が否めない、ソニーの完全ワイヤレスイヤホン市場参入。。。
が、1000Xシリーズとなって登場しただけに、期待感は高い!
ちなみに、、、当店では、発表以降、、、イヤホンヘッドホンといえば、、、この機種のみと言っていいほど、圧倒的なご注文数。正直、これにはびっくりだ。
ケーブル類は、左右共に一切無いのが、完全ワイヤレスイヤホン。
だから、本体も、当然、コンパクト。
手に取り、まず思ったのが、装着性。
「落ちないのか?」
ケーブルがないだけに、耳からスポッとはずれのはシャレにならない。
いざ、試着。
事前情報なしで、いきなりの装着だが、違和感ない。イヤーピースがちょっと自分の耳穴のサイズにあってなくて、やや緩いけど、、、それでも、本体が脱落しそうな気配はない。これなら、ヘッドバンキングしても落ちないかも^^;
と、ここではじめて、装着性について、調べてみたところ。。。
「耳へ挿し込み、ちょっと下向きに傾けるように回すと、内側に引っかかって固定される仕組みになっています。」
と、エンジニアの方の説明。
↑ラバー製のサポーターと呼ばれるパーツが、耳の内側にひっかかり、装着性を安定させるそうな。
ちなみに、サポーター反対側の透明樹脂内に見えるループ状のものは、、、アンテナ!だそうだ。アンテナ位置が前方になることで、感度アップになるという。見た目、性能ともに両立したデザインだね。
さて、、、気になる音質は・・・。
スペック的には、ハイレゾ非対応、Bluetoothコーデックとしては、SBC、AACと、、、ソニー製ワイヤレスの流れに逆行する性能だが・・・。
実際聴いてみると、、、いやいや、悪くないよ。フツーに聴ける。そりゃぁ、ハイレゾ対応な他のイヤホンに比べればあれだけど。このイヤホンは、、、
「完全ワイヤレス」
だぞ! 合格点あげてもいい。
っていうか、今までに体感したことない、開放感。イヤホンなのに開放感ってのもやや不思議な表現だが。ほんと、ケーブルレスが、こんなに解放案あるとはねぇ。自由だっ!!!!
さらに、外音取り込みモードで聴いてると、ほんと、イヤホンしてるのを忘れてしまいそう。ノイキャン性能も、実は、心配してたけど、「左右独立型ワイヤレスヘッドホン最高クラス」と、豪語してるだけあって、全く申し分ない。すばらしい、ノイキャンクオリティ。
完全ワイヤレスイヤホンとして、音質も、ノイキャン性能も十分だが、バッテリー持ちが3時間っていうのが少々心細い。これで、ハイレゾ対応なんかにしちゃったら、もっと短くなりそう。ケーブルレスと、外音取り込み機能により、通常のイヤホンよりも、使用時間が増えそうな気がするだけに、唯一バッテリー時間だけが残念かなと。が、ソニーさん、そこらへんもちゃんとケアしてて、、、
↑付属の、充電可能な専用ケース。
このケースが優秀。
↑カバーを少し真上へ開くと、、、
↑後方へパカッと開き、、、イヤホン本体を、しっかりと収納可能。
↑なんと、そのまま、イヤホン本体を充電できるのだ。満充電は、1.5時間。2回フル充電できる容量のバッテリーを搭載している。
つまり、、、イヤホン満充電&ケース満充電で、専用ケースと一緒に持ち歩けば、上手に充電しながら使えば、1日9時間使えるってことになるのだ!充電時間も短いから、十分実用レベルだ。
↑ケースの充電は、背面に配置された、microUSB端子で。約3時間でフル充電可能。
モバイルバッテリー持ち歩くことも多いだろうから、ケースも充電しながら使えば、さらに、使用時間を伸ばせる。
↑ケースはもひとつ役割を持ってて。。。底面にNFCが配置され、Bluetoothワンタッチペアリングができる。イヤホン本体は小さすぎてNFCを配置できないんだろうね。
※専用アプリ「Headphones Connect」については、最後に。
●まとめ
完全ワイヤレスイヤホンならではの、ストレスフリー、開放感は、大きな魅力。
ノイキャン、外音取り込み機能も優秀だし、音質も、予想以上にグッド。装着性も申し分なし。
持ち運びしやすいコンパクトな専用ケースでの、こまめな充電により、バッテリー持ちをカバーでき、1日使いも可能。
●おまけ
正直、店長野田自身もそうだし、だれもが、「ぇぇぇ!!!ハイレゾ非対応?」「SBC、AACのみ!?」と思っただろうが。 これに求めるものはそこじゃないってことなのか、 数字がすごいことに。実際、ソニーストアでの先行予約販売開始以降、ほんとに、よく売れてる。気持ち悪いほど、この機種に偏って。やはり、完全ワイヤレスというのが、時代の一つの流れであるのは間違いないし。当分、勢いはとまらなさそう。。。
>ソニー
●敢えて言おう。店長野田イチオシはこれ。「WI-1000X」
MDR-1000X、、、本当にいい製品だった。が、、、やはり、夏場は、暑かった;髪型くずれるのもちょっと気になったし。なにより、持ち運びにはちょっとかさばるし。でも、トータルパフォーマンスのすばらしさに、多少の不便は我慢してた。。。
そこへ、このWI-1000Xの登場!
「業界最高クラスのノイズキャンセリング性能でこだわりの高音質に浸れる」
ソニーさん自信のあわられる、キャッチコピー。
では、、、試聴。
装着性は、全く違和感なし。なんせ、ワイヤレスイヤホンには必須の、アンテナ部、アンプ部、バッテリー部は、ネックバンドに全部装着され、つまり、重量部は全部肩に載っかってて、ノイキャン用マイクこそ搭載されているが、耳には、軽いイヤホンが装着されるだけ。感覚的には普通のイヤホンとなんら違いは無い。
そして、音質。。。
「音いい」
OKっす。音質、十分っす。XperiaとLDACで接続して、お気に入りの楽曲を2,3曲ほど聴いてみたけど。いやもう、これでいいっしょ!って感じ。
アンプは、S-MasterHX。さらに、なにげに、バランス出力されているのも見逃せない。ウォークマンZX300の登場で、「バランス」がさらに注目されているが、このWI-1000Xだって、実は、バランスで聞かせてくれるのだ!
LDACだけじゃなく、aptx-HDにも対応しているから、他メーカーの機器との、ハイレゾワイヤレス接続も心配なし。
ちなみに、、、次期Android Oでは、OSレベルで、LDACに対応するらしいよ!
↑くるっと溝がほられてて、ケーブルを収納すれば、持ち運び時にケーブルがからみづらい。こういう、細かい気配りは、、、うれしい。
↑首の後ろ部分があたるところにも、クッション材を配置するという、心配り。
↑充電は、microUSBだが、、、付属の専用ケーブルで、、、有線接続もできる!!!バッテリーの心配なし!飛行機内で使えるっ!!!
↑充実の付属品。飛行機でもノイキャンを使えるよう「航空機アダプター」までも!
ワイヤレスオーディオレシーバーMUC-M2BT1 ソニーストア価格18,880円+税
>商品情報や、ソニーストアでのご注文はこちら
↑こちらは、2016年3月の発売以来、大ヒットしているが。
好みのMMCX対応イヤホンをつないで、Bluetooth化するアイテム。
今回の、WI-1000Xは、これと似ていながら、専用イヤホンとすることで、高性能ノイキャンに対応したモデルと言えよう。
※専用アプリ「Headphones Connect」については、最後に。
●まとめ
オーバーヘッドは苦手だったり、季節によっては使わないといった人、、、超絶おすすめ。高性能ノイキャンが搭載され、LDAC、aptx-HDと、Bluetoothコーデックには、心配なしで、ハイレゾが楽しめる。さらに、有線接続も可能。
ネックバンドならではの、耳への負担軽減に、使わないときは、耳からサッとはずして、肩にだらんとかけておける、手軽さ。。。
高級イヤホンオーナーが無線有線共用ノイキャンイヤホン持つなら、これだっ!
>ソニー
●ド安定の、ノイキャンワイヤレスの最高峰「WH-1000XM2」
1000Xシリーズの原点である、MDR-1000Xの後継機種。
この手のヘッドホンで、品薄になることは珍しい。発売当初は、入手困難になった、MDR-1000X。。。
さて、後継機種の、WH-1000XM2はどう進化したか?
完成度の高い、MDR-1000Xだけに、今回は、気圧変化対応のノイキャンとバッテリー持ち向上、1000Xシリーズ共通のアプリ「Headphones Connect」対応というのが、主な進化点。
飛行機などでは、気圧の変化があるが、それがノイキャン性能にも影響するらしく、今回新たに、気圧センサーを搭載し、気圧変化が生じても最適なノイキャン効果を得られるようにしたそうな。
バッテリーは、内部処理最適化で、4時間伸び、従来、OFFできなかったDSEE HXをアプリからOFFできるようになったことで、最大10時間駆動時間が伸び、30時間に!!!
敢えて、1000Xシリーズ内での比較から言うと、、、音質、ノイキャン性能ともに、シリーズナンバーワンは間違いない。
※専用アプリ「Headphones Connect」については、最後に。
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●進化点以外は、MDR-1000Xを参考に。。。
>ソニーストア
>男前な、flumpoolのボーカル山村さんによる、ユーザーズボイス
>開発者インタビュー
>MDR-1000X実機レポート in ソニーストア大阪
>発表時の当店ブログ
>当店開梱レビュー
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●まとめ
全モデルからのマイナーチェンジにとどまった、WH-1000XM2だが。やはり、基本性能は、シリーズ中、最強。オーバーヘッドに抵抗のない人は、やはり、これを選ぶべき。
>ソニー
●専用アプリ「Headphones Connect」
専用アプリ「Headphones Connect」、、、これ、面白い!!!
・外音コントロール
・アダプティブサウンドコントロール
・サラウンド(WF除く)
・イコライザー(WFは10月中旬のアップデートで)
・サウンドポジションコントロール(WF除く)
・ノイキャン最適化(NCオプティマイザー)(WF除く)
・音質モード切替
・DSEE HX オンオフ(WF除く)
・バイブレーション機能オンオフ(WIのみ)
↑対応機能はこんな感じ。
外音コントロールは、「スマート自動設定」が特に面白くて。
「止まる」「歩く」「走る」「乗り物」を検知して、外音取り込みの強弱、ノイキャン、ボイスフォーカスを自動で調整してくれる。
スマホアプリに対応することにより、細やかな設定が簡単にできるようになり、また、ノイキャン&外音取り込みの切り替えといった、ヘッドホン側ではちょっとめんどくさい操作を簡単&自動でできるようになったのは、すごい進歩。
Bluetooth接続では、送信側の性能は音質へ影響が少ないということを考えると、このアプリを使うために、ウォークマンではなく、スマホと接続することを優先したほうがいいだろうね。
●総まとめ
1000Xシリーズ、、、高性能ノイキャンという共通機能を軸にして、3機種ともに、それぞれ特長があって、どれもいいよね。
音楽スタイルにあわせて、じっくり吟味してもらいたい。。。
店長野田は、、、やはり、屋外使用なら、インナーイヤーだなぁ。さらに、音質はやはり一番に考えたいし、飛行機出張多いから、ワイヤード使いもできないと困るから、、、
↑やっぱり、WI-1000Xか。
完全ワイヤレスのWFも捨てがたいんだが・・・。
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>ソニー
>1000Xシリーズ開発者インタビュー
↑一度は、目を通しておくべし。