ソニー時代に生みだされた、最強モバイルVAIO Z。その技術や魂は、ProシリーズやDuoシリーズへと受け継がれ、Zの名称は消滅。
その後、VAIOはVAIO社へと引き継がれ、そのVAIO社が、すべてにおいて進化させ、完全フルモデルチェンジした、現VAIO Zを復活。。。それが、昨年2月のこと。
あれから、1年。ついに、モデルチェンジ。デザインは踏襲しつつも、内部は一新。さらに、VAIO Zの代名詞でもある、フリップモデルに加えて、なんと、クラムシェルモデルをラインナップに追加。
着実な進化を遂げた、新VAIO Z、、、じっくりと見てみよう。
●さらなるパワーアップ!
昨年8月にリリースされた、最新アーキテクチャ「Skylake」を採用。第6世代のIntel Coreプロセッサーを搭載。
CPUは、もちろん、モバイルPCへの搭載はある意味非常識な「TDP28W」を引き続き搭載。一般的なノートPCのCPU(TDP15W)と比較すると、3割アップのパフォーマンス。グラフィックス性能は、前Z様と比較しても、なんと5割増し!!!
↑SSDは、前Z様がPCIe(PCI Express)Gen.2だったが、新Z様では、PCIe Gen.3(NVM Express)とし、さらに高速化されている。VAIO社発表数値から、前Z様比1.2倍と算出できる。
↑前Z様のSSDベンチマーク結果
このベンチのさらに1.2倍って、すごいぞ!
↑参考までに。。。
>前VAIO Zの、外観レビュー&実機ベンチマーク(当ブログ)
●すさまじいスタミナバッテリー
前Z様が、15時間。
新アーキテクチャ「Skylake」の恩恵により、新Z様では、19時間!
そして、、、なんと、非タッチ&フルHDのクラムシェルモデルでは、なんと27時間!!!
前Z様比、4時間以上増。。。ACアダプターレスの出張日数が1泊伸びそうだな。
●新たに登場!「クラムシェルモデル」
Windows8登場以降、モバイルVAIOにもタッチパネルモデルがラインナップされるようになったが。
いろんな方々から、タッチの必要性について、意見が分かれてた。
前VAIO Zでは、残念ながら、非タッチパネルモデルが用意されておらず、購入をみあわせているお客様も少なからずいらっしゃったのも事実で。実際、最も最近発売された、VAIO S11は、非タッチモデルのみ。
さて、、、そんな中、新たにラインナップに投入された、非タッチのクラムシェルモデル。タッチパネル(タッチガラスが重いんだろうなぁ)や、「フリップ機構」がないことで、なんと、約180gもの軽量化に!!フリップモデル1.35kgに対して、クラムシェルモデル1.17kg!!!
まぁ、実際、VAIO社の設計コンセプトでは、ミリ、グラムをいたずらに攻めず、まずは、機能性能面をしっかりつきつめ、重量サイズはその後で。っていう印象。1mm、1gを追い込んでも違いわかんないし、その考えには好感。それだけに、180gの軽量化は、強烈と感じる。元々、非タッチ好みな人にとってはなおさら。
実は、、、店長野田は、タッチ好み。ブラウズするときなんかは、ほんとによくタッチ操作する。また、ブラインドタッチ入力してるが、その時、ぱっとアクティブウィンドウを切り替えたり、カーソルをちょっと移動するときなんかは、ホームポジションからの移動が最小限にできるから、タッチ操作を多用してたりする。
が、、、出張など、PCの持ち運びが頻繁にある身としては、正直なところ180gは、無視できない。
「180g」を検索してみた・・・
卵3個、Xperia Z5 Premium、福さ屋の辛子めんたい、明治ブルガリアヨーグルトLB81、コニシの木工用ボンド、ちっこいほうのトマトケチャップ、防水のまんまるスピーカーX1・・・これらすべて、約180gらしい。
なんかいまいちよくわからんな^^;(ソニーショップなんだから、Xperiaかまんまるスピーカーを写真載せろっていう・・・。空腹と戦う今の時間としては、気持ちはめんたいこ・・・)
フリップモデル、クラムシェルモデル、その他の違いとしては、、、
クラムシェルモデルは、ボトム部に配置されてる「リアカメラ」が省かれてる(ディスプレイ上部の内蔵カメラは搭載)、ディスプレイリリーススイッチがない(フリップ機構がないんだから当たり前)、フルHDパネルが選択可能。
といったところ。幅、奥行、高さは、フリップ、クラムシェルともに、全く同じ。
●防汚コーディングのキートップと、誤タッチ防止のタッチパッド
↑新たに専用開発したという、「フッ素含有UV効果塗装」により、皮脂油を弾くことで、目立ちにくく、拭き取りやすい。表面テカリを抑えられる。
好評の「1mm厚の雲母片岩(マイカ)」を使ったカチカチに堅いタッチパッド。非常にレスポンスがよく操作性がすばらしい。新VAIO Zでは、さらに、誤タッチを防止をブラッシュアップ。仕組みはこうだ。指や接触面だけでなく、非接触部分も検知できるように。つまり、手のひらで接触した場合は、その上には、非接触ながら手のひらがタッチパッドを覆っているわけで、それを検知することで、「指じゃねぇな?」とわかるそうだ。すげぇ仕組みだな。
●ペン操作が、さらに進化!(フリップモデルのみ)
↑下敷き機能(VAIO Pencil Board)
VAIO Z Canvasでは、ペン操作時のタッチ誤動作を軽減すべく、ペン使用を保持しつつタッチ操作を無効化する機能があった。VAIO Zユーザーがうらやむ点だ。
今回、追加された下敷き機能では、画面の一部もしくは、画面全体のタッチパネルを無効にして、ペンだけを使えるように!!!(↑水色のエリアがタッチ無効化したエリア)また、後述のショートカットキーメニューは、タッチ無効時でもタッチ操作が可能というのも、VAIO Z Canvasと同じ。
↑ショートカットキーメニュー機能(VAIO Shortcut Key Menu)
タブレットモードでキーボードが隠れてしまう場合でも、描画やレタッチ作業がしやすいように、アプリでよく使うショートカットキーを画面の端に表示し、タッチで入力することができます。 メニューを表示するときは、アプリが重ならないように自動でフィットすることもできます (設定で自動フィットオン/オフも可能。) ショートカットキーは、あらかじめ登録されているアプリケーション毎に最大24個設定可能です。ツールには、ファンモード、筆圧モードの設定があり、タッチで最適な状態に切り替えられます |
ご参考までに
>当店ブログ「VAIO Z Canvasがやってきた!<ショートカットメニュー編>」
●VAIO社からの、粋な特別オプション
なんだろう、、、ソニー時代ではなかったような、なんだか、柔軟というか、自由というか、、、そんなオプションと特典が用意された。もう、どれもこれもしびれるぜ!!!
・勝色ダブルアルマイト仕様
「最高のVAIOの証」=「勝色ダブルアルマイト仕様」
おいおい、、、最高のVAIOの証って、、、そりゃ、見逃せねぇぞ。
↑ブラック・勝色ダブルアルマイト仕様
↑シルバー・勝色ダブルアルマイト仕様
わかるかな?ダイヤカットされた、VAIOロゴの、フチ。。。
あおーく光ってるでしょ?実物はもう少しわかりやすいんだけどなぁ。
なんか、別格なVAIOだぜ!的な雰囲気をかもしだしてる・・・。
これ、、、かなり手間のかかる加工とのこと。
通常の加工の後、さらに、もう一度、勝色のアルマイト加工を施すそうだ。
どのモデルでも、このオプションを装着できるわけではなく、、、
「Core i7+メモリー16GB」
という、最強スペックのVAIO Zのみが選択を許されるという・・・。SSDは512GBじゃなくても許されるそうな。
「最高のVAIOの証」ってところで、感づいてはいたけどねぇ(笑)
もうこうなったら、cafeでもどこでもいって、人様に見せつけて、勝色アピールするしかねぇってか?(わかる人がどれくらいいるかっていう・・・^^;)
・3タイプから選択できるキーボード
↑人気の、「日本語配列(かな文字なし)キーボード」
↑玄人好みの「英字配列キーボード」
通常の日本語配列(かな文字あり)キーボードとあわせて、3タイプから選択可能。ローマ字入力しかしなくて、かな入力はしな人にとっては、かななしキーボードはすっきりしてかっこいい。
英字キーボードは、慣れないと少々打ちづらいかもしれないが、スペースキーが大きく打ちやすかったり、なにより、一切、日本語表記が排除されたすっきりデザインが好印象。店長野田も、過去のVAIOで、オプションで用意されてれば、必ずこれをチョイスしてた。。。
いずれも、バックライト搭載。
・ツワモノ、勇者、こだわりの人向け、、、いや限定の、無刻印キーボード 願いはかなう・・・。
どれだけ無刻印キーボードを熱望してきたことか。VAIO typeS出た頃から関係者いろんな人にお願いしてきた。ほんと、願いはかなうもんだ^^(昨日の、外音が聞こえるウォークマンといい・・・^^)
そりゃぁ、数は売れないと思うよ。でもさぁ、遊び心っすよ。こんなの誰が買うの?っていうのを、買いたい人もいるんだからさぁ^^;
↑そう、、、聞いたことない人、見たことない人には、説明がちょっとしづらい、無刻印キーボード。
どのキーにもなにも表示がされてない=無刻印キーボード。どのキーをタイプすればいいのか、さっぱりわからない。どういう目的で存在するのかわからない。
というのが、普通の人の反応かと。
DOS/V組立てPC全盛の頃より、無刻印キーボードは存在していたが。まさか、VAIOにオプション用意されるとは・・・。超おどろき。
なんじゃこりゃ。って普通の人は思うだろうなぁ。ほんとどのキーがなにかさっぱりわからん!
ホームポジションを示す「ポッチ」だけはちゃんと付けてくれるのがせめてもの優しさか?(笑)
↑この究極のシンプルデザイン。見ていてうっとりできるレベル。
↑無刻印キーボードを使いこなす自信がない方も安心?♪
>VAIOオフィシャルページに、キー配列図がPDFでアップされてる。
これを、壁紙にでもして(爆)。。。
「ブラインドタッチ養成パソコン」
として、無刻印キーボードのVAIO Zは、活躍しそう・・・。
・初回購入特典:Z ENGINE 基板アクセサリー
↑マニア垂涎(?)の、VAIO Zの、「Z ENGINE 基板アクササリー」
完璧な説明文が、VAIOオフィシャルサイトに掲載されてたので、そのまま引用。
VAIO Zのメインボードで実際に使用された回路パターンの一部をドックタグ仕様のアクセサリーチャームにレイアウトしました。 レジストを通して浮き上がる高密度に引き回された無数の配線パターンが、美しく先進的なアートとしてアクセサリーを演出します。 VAIO Zの基板設計・製造チームによりこだわり抜いて作られた、今回限りの特別なオリジナルアクセサリーです。 |
鮮やかに輝く"Z"と"VAIO"ロゴ部分は金フラッシュめっきで表現、"ENGINE"の文字は、0.6mm×0.3mmの極小チップコンデンサによるチップアートで描画されています。0.15mm GAPで並べられたチップ部品は、高密度実装技術を誇りとする安曇野工場の、まさにVAIO Zと同じ実装ラインにてマウント。 そののちに、基板表面にはUVコーティングを施し、エッジ保護のためのサイレンサーを付けてお届けします。 1個1個ユニークなシリアルナンバーがレーザー刻印されていますので唯一無二の逸品です。 |
基板設計者が、基板上、もっとも美しいエリアを選び抜き、デザインに採用したそうな。こ、こだわりすぎ。。。
ソニーストアからの出荷時に、同梱されるそうな。手続き不要。
ただし、当然ながら、数量限定。。。
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店長野田的には、、、
Core i7、16GB、512GB、無刻印キーボード、クラムシェルモデル、ブラック。
これで、購入決めた。
今使ってるVAIO Zが310,800円(税別)で、クラムシェルモデルっていう点以外は同一仕様。
前VAIO Zが189,800円~。新VAIOZ(フリップモデル)が199,800円~
1万円値上げか。
新VAIO Z(クラムシェルモデル)が156,800円~と、フリップモデルより43,000円安ってことで。
今回店長野田が購入しようしているVAIO Zは、267,800円に、無刻印キーボード5,000円くらい?をたして、272,800円(税別)と予想。ここからクーポン値引きや、ソニカ3%引き決済で、どこまでお安くなるのか・・・。27万ちょっとくらいか?
前VAIO ZのときはVAIO5%オフクーポンなんてのがあったよなぁ・・・。
VAIO Zまだ購入してない人、クラムシェル熱望派の人たち、、、無刻印に惹かれたツワモノたち、、、決戦の日=受注開始日は、、、
2016年2月16日(火)9時だっ!!!!
クレジットカードの限度額のチェックを忘れるな!!!
(店長野田は、さっき、限度額チェック済み・・・)
>新VAIO Zページ、詳細や、当日の購入はこちら
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>前VAIO Zもまだ、購入可能