2ウェイハイブリッドインナーイヤホン
XBA-N3 ソニーストア価格34,880円+税
XBA-N1 ソニーストア価格21,880円+税
人気だったXBA-A3とXBA-A2のそれぞれ後継機種となる。
XBA-A1の後継機種は、今回見送られたようだ。
どちらも、バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーと、ダイナミックドライバーを搭載した、2ウェイハイブリッドタイプ。
XBA-A3はは、スーパーツイーター+フルレンジの組み合わせのBAとダイナミックの、3ウェイだったが、今回、後継機種のXBA-N3は、2ウェイになったのも大きなポイント。XBA-N1は従来どおり2ウェイ。
ソニー初のBAイヤホンは、最上位が4ドライバーだった。世の中的にはハイエンド機ほど、複数ドライバーの傾向が強いが。
ここへ来て、XBA-N3では、2ウェイと、前モデルよりドライバー数を減らしてきている。いろいろ意見あるとは思うが、スピーカーでもイヤホンでも、1ドライバーの方が、音のつながりに関して言えば、より自然になってベター。が、なかなか1ドライバーで全域を慣らしきるのは難しく、複数ドライバー遣うことが多いが。
ソニーさんがやることだから、2ウェイでも十分な音質が確保できているに違いない。(ちなみに、あのJust earは2ウェイ)
さて、両機種それぞれの違いとしては、ダイナミックドライバーが挙げられる。
N3では、クリアな音色を実現可能な、LCP振動板を遣った9mmダイナミックドライバーで、N1では、外磁型磁気回路を遣った9mmドライバーを採用。
BAドライバーは、振動板に改良により軽量化に成功。自然で伸びのある高音域を再生できるという。つまり、軽量化と高音質化を両立したということらしい。
↑N3のみ、ダイナミックドライバー後方に設けた、拡張音響空間に極際の音響管を接続。豊かで最適なバランスをもった中音域の再生と、低音域から高音域にかけた自然な音のつながりを可能にし、広がりのある音場を実現したという。
新シリーズというわけではなく、どちらも後継機種ということで、重要な音作りの傾向は、そのまま継承していると思われ、高音質化と軽量化が大きな特長と思われる。すでに、A3、A2の音色の傾向を知っているなら、試聴せずに、購入もありとは思うが。やはり、イヤホンは、試聴をおすすめする。
また、、、引き続き、2機種とも、リケーブル可能なので、4.4mm5極プラグケーブルなどへリケーブルすることで、バランス対応になるのもポイントだ。
>当店ブログレビュー「ハイレゾインナーイヤホンZ5、A3、A2、H3、全機種まとめ」
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そして、、、もうひとつ大きなポイントが。
「トリプルコンフォートイヤーピース」が新たに開発されたことだ!
これは、2機種共に付属しているし、単品売りも行われる。
以前、当ブログでも、コンプライというイヤーピースとご紹介したが。
それに非常に近いアイテムが、「トリプルコンフォートイヤーピース」だ。
コンプライ同様、有名な耳栓=「イヤーウィスパー」のような材質を採用しており、耳に入れる前に少しつぶしてから挿入し、じわりと耳の中で広がりフィット感が向上するというもの。2機種ともこれら3サイズが付属しているのだ。水洗いもできるそうで、清潔に保てる。イヤーピースは、フィット感と耐久性が重要。このアイテムがどれほどの効果があるか注目したい。
>トリプルコンフォートイヤーピースは、単品売りもあり(各サイズ4個入で1,380円とリーズナブル)